【吉配信】~森とヒトと

http://yoshi-mori.blogspot.com/ --- 過去の「吉配信」のなかから、「木材」「環境」関連のトピックスメールを  ブログ化してます。 (木材、環境関連 ネタの 情報共有していきたいですね。 「吉・森」 【吉配信】~森とヒトと

Friday, May 12, 2006

【国産木材の輸出】_20060512

Subject: 【国産木材の輸出】
To: kaz@xxxxintlcan.com



「中国は、木材がたくさん必要になります。」


2006.05.11
木材輸出セミナーに参加
http://asianet.cocolog-nifty.com/nippon/


2005.04.27
全国規模のうねりになる日本農産物の海外輸出 小泉首相が大関心!
http://asianet.cocolog-nifty.com/nippon/2005/04/index.html

カーディナル・ヘルス社:Cardinal Health

※友人、知人、同僚、部下、上司、取引先への転送は自由です。
  <あなたとチームの、ビジネス知識と仕事の技法の向上を>
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

     ビジネス知識源(本マガジンは無料版です)

     2006年4月28日号:Vol. 232

<Vol.232 連休特別号:出張記:
   驚異の会社:戦略と価値提供のリファレンスモデル(1)>
 
【良質な経営・IT・ビジネス・経済知識の提供を目標に】
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
 
この無料版は、メールアドレスの登録だけで読むことができます。
登録、解除、または過去のバックナンバーを読むには、
        ⇒ http://www.cool-knowledge.com
著者へのひとことメール⇒ yoshida@cool-knowledge.com

著者:Systems Research Ltd. Chief Consultant 吉田繁治
                読者数:34,389

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

こんにちは、吉田繁治です。明日から大型連休ですね。どんな計画
をおもちでしょうか。私は、相当に苦手な部屋の整理、いたるとこ
ろ小山になって溜まった本、雑誌、資料の整理です。作業量が、憂
鬱です。本を縛っていて、飽きたのでやめました。全部がデジタル
化される時代を待望しています。

膨大な紙は資源の無駄です。液晶技術よどんどん進め、です。産業
には、常に抵抗勢力がありますが・・・例えば石油産業は、石油の
大量消費を続けるイデオロギーを振りまきます。紙の消費量の多さ
が文化の高さとしていたのは、中学の社会科の教科書でした。

驚くべきことですね。最近、タバコには大きな文字で害が書かれて
います。紙にも、害を書いたらどうでしょう。新聞も、です。中国
・インドが消費に参加した地球は、米国風の生活を続けることを許
しません。しかし人間の優しい知恵は、デジタル化という方法を作
っています。もうすぐです。メールマガジンって、進んだ方法じゃ
ないでしょうか?

連休の特別号として、最近有料版として書いたものを、補って送り
ます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<Vol.232 連休特別号:出張記:驚異の会社(1)>
     戦略と価値提供のリファレンスモデル

【目次】

1.カーディナル・ヘルス社
2.粗利益率2.95%の事業で、1.7%の営業利益
3.4兆円の入出荷量の物流センターがある!
4.やはり「標準化」が鍵だった
5.戦略は3行で記述できる
                  (以下、次号に続く)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■1.カーディナル・ヘルス社:Cardinal Health

最近の米国は、イラク戦争や、予想されるイラン戦争を含め変ですが、
すばらしい会社もあります。その一つが、カーディナルです。

▼コロンバス

4月の初めに、米国の北東部(五大湖の南)にあるオハイオの州都コ
ロンバスといいう地方都市に、3日間滞在しました。

数時間歩けば全体が分かる小さな街です。寒かった。都心部と言っ
ても、高いビルが建つ広い街路に、人気(ひとけ)はありません。
統計的人口の70万人が信じられない思いです。

都市に特有の猥雑なものがない、架空の街のようです。ゴルフの帝
王、ジャック・ニクラウスが生まれ、育ったのはこの街でした。

NYやロスのような国際都市ではない。「アメリカ」です。アメリ
カではこうした都市のほうが多い。NYやロスのほうが特殊です。

夕食でレストランにはいると、どこから多くの人が集まったのかと
思うくらい、混んでいます。この街では、いつもレストランにいる
のかとか思ったり。

正装しディナーをとるといった風情。何か聞き取れない英語で話し
、微笑んでいます。長い金髪が似合う。有色系は少ない。この街で
生まれ、泣いて笑って食べて散歩し一生を過ごす人も多いでしょう


日本では、高級レストランが似合う人は少ないように思えます。ま
ず会社で着ていたビジネススーツで来るためでしょう。加えて姿勢
が悪いためでしょうか。背筋を伸ばしましょう。昔の武士のように
背筋を伸ばし、相手を正面から見つめると、いい感じになりますね


背筋を曲げた武士は想像ができません。話題の「品格」はそこから
出る。重要なのは形(フォルム)です。商品が多く、忙しくなった
社会では、人は形で内容を判定します。ブランド時代の特質でもあ
ります。ファッションも大切です。整形美人もいい。他の人に快適
な感じを与えようとする、他人志向の努力だからです。表現しなけ
れば内容は見えません。

▼願えば叶う通りの、ミーティング

有料版メールマガジンで、以前取りあげた戦略的な企業、医薬品卸
のカーディナル・ヘルス(カ社)の視察とトップミーティングでし
た。まさか、こんな機会があるとは思えなかったですが・・・

郊外の田園地帯の真ん中に、広壮な新しいオフィスがあります。
会議室の窓から見れば、どこまでも続く平原、畑、そして樹木です


玄関の前の小高い芝生に、米国旗と並び、歓迎の意を示す、大きな
日の丸が掲げてありました。

オハイオ州の田園で、日の丸を見ると、琴線に触れます。古いかな
ぁ・・・涙ぐんだり・・・見えないガラスの天井のような差別のあ
る米国に長年住んで苦労している人は、分かるでしょう? あのイ
チローですら、WBCで興奮した理由でしょう。

医薬品や医療材の卸を、ビジネス・ドメイン(事業の主領域)とし
ます。年商は8兆円超、社員数が5万5千人の大企業です。食品卸から、
医薬品卸に転じたのですから、これを聞くだけでも、並ではない。

いろんな企業を見ましたが、世界の小売・製造・卸・情報のすべて
の業種で、知る限り、戦略性で最高ランクの会社です。その企業に
ついて書きます。戦略とは何かのリファレンスモデルなる会社です。

リファレンスモデルとは、応用し、まねることができると言う意味。

スライウォッキーの『伸びない市場で稼ぐ(原題:How to Grow Wh
en Markets Don't )』で知り、2004年12月のシリーズとした<コモ
ディティと付加価値工程(全5回>で取りあげました。

もう1年半も前のことになりますね。
その間、私的にも、いろんな変化がありました。

米国の医薬品卸のマージンは極度に低く、売上対比で3%~5%です。

市場規模は$2598億(約30兆円:05年)と大きい。医師の処方箋が
いる医療用の医薬と、風邪薬などの一般薬(OTC)が含まれてい
ます。

(注)日本の医薬品市場は5分の1の6兆円です。90年代の、政府保
険の、公定薬価の切り下げのため、卸のマージンは、過去の12%か
ら、現在は7%~9%レベルに低下しています。

超競争の、普通は利益が出ない市場で、どんな戦略(=方法)で、
高い利益の事業を作るかということについて、モデルになる会社が
カーディナル・ヘルスです。調べるほどに、感嘆します。

要約すれば、『価値戦略』での卓越があります。
他の業種にとっても、方法は、参考になります。

病院や調剤薬局の、
・経営的なニーズがどこにあるかを直感し、
・調査して確かめ、
・院内や薬局における医薬品管理のためのソリューションを組み上
げ事業にしています。

ここで言う「価値」は、自社にとっての付加価値ではない。カ社の
顧客(取引相手)である病院・調剤薬局にとって、経営上の問題に
なっていることの解決(ソリューション)です。

(1)医薬品の注文を受けて卸す(普通の事業がこれです)という
ことだけでなく、
(2)病院や調剤薬局における、手間のかかっている医薬品の在庫
管理と使用管理に対し、ソリューションとなる方法(システムと仕
組み)を提供します。

それによって、
・顧客の内部における医薬品管理の総コストを、
・それまでの50%以下に削減し、
・管理を完全化し、
・その結果を利益(=価値)として、相手に提供する。

これが『価値提供』です。

(注)価値と問題解決は、現代のそして未来の産業のキーワードで
しょう。

医薬の卸の前は、苛烈な食品の卸売であったという点も、面白い。
日本の食品卸で、医薬品卸に進出しようとするところがあるでしょ
うか? 

起案しても、突拍子もないとして退けられるのが落ちでしょうね。
事業規定が、狭すぎるのです。

1年半前に書いたとき、訪問し、トップとのミーティングに参加する
ことができるとは思いませんでした。

縁は奇なもの。近さを思います。世界は実は狭いのではないでしょ
うか。最近、とみにそう感じます。年をとったせいかな・・・
http://www.cardinal.com/

ウォルマートで使われる言葉の、明晰と論理にも驚きましたが、カ
ーディナル・ヘルスは、それ以上に論理的です。

インターネットで公開されている10年分のアニュアルリポートの、
難しい英語を苦労し読んで、表現の的確さに驚き、戦略性に驚嘆し
ました。

医薬や医療の専門用語があって、難しい内容も含みますが、アニュ
アルリポートは出色です。

こんなに戦略的で論理的なものは見たことがないという印象をもっ
たのです。これが、取りあげる理由です。

■2.粗利益率2.95%の事業で、1.7%の営業利益

手許に、4月7日のトップミーティングで提出された『Cardinal Hea
lth Overview(カーディナル・ヘルス社概要』(41ページ)があり
ます。

まず事業の全体概要を示します。4つの事業があります。

              売上    営業利益
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
医薬品卸売業       $610億   $10.3億
医薬品製造&技術サービス $ 30億   $ 3.4億
外科用具・手術用品    $100億   $ 6.7億
管理機器・コンサルティング$ 20億   $ 2.7億
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
合計        $760億(8.7兆円)$18億(2000億円)
全体従業員        5.5万人

メインの事業は、$610億の医薬品の卸です。コポーレートカラーは
赤。レジュメも真っ赤。赤の背景に白抜きの文字。年次報告書の表
紙も真っ赤です。びっくりします。きっと創業者の趣味でしょうね。

他に外科用品、医薬管理機器、製薬事業があります。

医薬品卸の事業だけの粗利益率(マージン率)は、公開できないと
の説明がCOO(社長)からありましたが、いろんな数字から計算
すると、以下のようにまとめることができます。

【カ社の医薬品卸事業の売上、粗利益、経費、営業利益】
               
(邦貨)   (構成比)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
医薬品卸の売上    $610億 (7兆 150億円)(100.0%)
粗利益(マージン)  $ 18.0億(  2070億円)( 2.95%)
   経費      $ 7.7億 ( 886億円)( 1.25%)
   営業利益     $ 10.3億(  1185億円)( 1.70%)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

医薬品卸事業は、売上(05年度)が7兆150億円で、粗利益は2070億
であり、粗利益率は2.95%です。医薬品卸事業の社員数は、推計で
8800名でしょう。

粗利益が2.95%の事業はどうでしょうか? 普通なら撤退するか、
倒産か、あるいは苦しくて合併でしょう。業界1位のマッケソンの卸
マージンは4%以上です。

事実、米国の医薬品卸は、統合・合併が極度に進み、今は約30兆円
兆円の巨大市場にわずか3社です。あとは、群小です。

医薬品の売上規模で、最大手がマッケソン(9兆円:05年は赤字)、
2位がカーディナル・ヘルス(高収益)、3位がアメリソース・バー
ゲン(いずれ埋没か?)です。

驚くべきことに、カーディナル・ヘルスの医薬品卸事業における経
費率は、売上対比でわずか1.25%です。

経費率1.25%の事業は、他に知りません。

更に驚くべきことは、営業利益率が、売上対比で1.7%です。
経費(886億円)より、営業利益(1185億円)のほうが多い。

強烈な営業利益分配率(=営業利益÷粗利益)であり、57%にもな
ります。

こんな会社も、見たことがありません。

「医薬品の価格が下がり、マージン率が下がることは、わが社にと
って、新たな機会をもたらす」と読みとれる説明が、『Cardinal H
ealth Overview(カーディナル・ヘルス社概要』には含まれていま
した。

もちろん露骨にこれを書くのは、上品ではない。
ほのめかしのコトバですが、そう読めるのです。

カ社は、業界にとっての環境変化や競争激化は、チャンスであると
考えています。

競争他社より、コストダウンすればいいだけのことだからです。
環境変化は、平等に、業界の企業を襲います。

コストダウンの方法を持っていれば、他がぽろぽろと脱落する水準
まで環境が悪化すると、そのシェアは自分のものになると言えます。

そう考えているのが、カーディナル・ヘルスでしょう。

▼変化を喜ぶ

子供のころ「変化」は楽しかった。
台風が来ることにも「うきうき」した記憶があります。

業界にとって台風が来る。
これにうきうきすることができるかどうか?

変化や困難に、心を、躍らせましょう。
方法(戦略)を持てばいいのです。

(注1)戦略の概要の内容だけでも、その全部を、解説を加えて取
りあげれば、数百ページの新刊書になります。その中のエッセンス
を示します。

(注2)更に、組織運営では、エンパワーメントを行うリーダシッ
プ経営の教科書にもなるような内容をもっているのがカーディナル
・ヘルスです。

■3.4兆円の入出荷量の物流センターがある!

カーディナル・ヘルスは、コストを極限的に低く抑えた物流センタ
ーを、全米に23ヶ所かかえています。一ヶ所の平均社員数は200名で
す。

内部に、作業者の数は少ない。フォークリフトを操作する人以外に
会うことが少ない。200名はいるはずなのですが・・・

人的作業が多い日本の物流センターと異質です。
これで、年間4兆円の出荷額とは恐れ入ります。

(注)物流センターのコストの低さは、それ自体のコストの低さよ
り、上流と下流の取引の合理化によって果たされます。ここが要所
です。

▼4兆円の入出荷額のNLC

そのうちのひとつをナショナル・ロジスティクス・センター(NL
C)と言っています。メーカーから集荷し、全米22箇所の物流セン
ターに補給する機能です。

・平面積が、4万平米(1万2000坪)、
・天井の高さが、10メートルの1階建てです。

コロンバスから車で30分、隣のダブリン市の物流団地にあります。
向こう隣は、ファッションのギャップの物流センターでした。

どこまでも続く広大な大陸の平原に、低層階の、殺風景な外見の倉
庫が建っています。米国の大きな物流センターは、どこでも相当な
田舎にあります。畑の真ん中の、どこにも人が見えない、つぶれた
流通団地といった風情です。まさにアメリカ。この国には10億人だ
って十分に住めるでしょうね。

容積は、普通のところの2階分でしょう。
8万平米の倉庫と見ることができます。

【NLCの機能】
カーディナル・ヘルスの、この物流センター(NLC)は、
・製薬メーカー(主要なものは最大手10社)からまとめて集荷し、
・全米22箇所の物流センターに供給する上流物流の機能です。

▼驚くべき規模の入出荷額

入出荷の額は、1年間で$350億(4兆250億円)です。ひとつの物流
センターで、年間4兆円の入出荷があるところを見たのは、初めてで
す。おそらく、世界中で、ここだけでしょうね。

1ケースの平均単価が20万円と高いためですが、それにしてもこの入
出荷の金額と量は、強烈です。

日本の全医薬の67%です。
たった一ヶ所の、米国では普通の大きさの物流センターで、です。

物流の量では、
・1日6万ケース、
・年間2000万ケースです。

以前、ニュジャージー州のセコーカスにある、フェデレイティド・
グループ(ブルーミングデールやメーシーズ等のデパートの親会社)
の物流センターを、訪ねたことがあります。(注)流動物流の自
動化クロス・ドック・センター機能でした。

その入出荷の金額は6000億円/年でした。出荷額6000億円に対する
経費率は0.5%(30億円)でした。この0.5%というコストも驚異的
でした。(おそらくはベトナム戦争で)脚を失い、車イスに乗って
出てきた所長は、ここが世界最大の物流センターだと言っていまし
た。ここは、その金額の6.7倍です。

ナショナル・ロジスティクスセンター(NLC)の設備や、マテハ
ンの機器では、取り立てて言う内容のものはない。情報システムも、
他の、普通の物流センターと同じです。

医薬ですから、温度管理と安全管理で他の商品と違いがあるだけで
す。隅っこには、鍵をかけた貯蔵庫、冷蔵庫、ケージがありました。

例え医薬品であれ、入出荷量が1ヶ所で4兆円/年の物流センターを
作ることができる米国は、とんでもない国です。発想の根底に彼我
の違いを感じます。どこまでも、やる。

■4.やはり「標準化」が鍵だった

こうした規模の物流センターができる理由は『標準化』です。
それも、強烈な標準化です。標準化すれば機械化ができます。

標準化は、カーディナル・ヘルスの社是であり、方法でもあります。
「予測不可能なことを排する」、これが方法です。

物流センターは、上流からの出荷と、下流への納品の矛盾が集まっ
て、集約される場所です。

・上流との取引と下流との取引が複雑で、
・手間のかかるものであれば、
・その中継点である物流センター内の作業も、複雑になります。
 
複雑さの度合いに正比例し、指数曲線でコストが上昇して行きます。

物流センターの合理化とは、上流と下流の、取引(厳密にはtransa
ction)の合理化のことです。

わが国の物流センターに見える作業の複雑さは、無駄なコストを増
やします。そのコストは、最終的には、国民が医療費として負担し
ます。他の商品なら、売価となった負担です。

1万2000坪の物流センターの中を、とぼとぼと歩き、担当から説明を
受け、再度、あらゆる面にわたっての『標準化』が強烈にコストを
下げる効果をもつことを考えていました。

他の人の話を聞いて、あるフレーズをきっかけに、頭の中で、概念
がぐるぐる回るのが、私の性癖です。

そして、「標準化の鬼」になろうと決めたのです。
行うのは、標準化の障害を取り除くことです。

これによって、4兆円の入出荷量の物流センターすらができる。

規模によるコスト削減効果は、絶大です。
規模を作るには、標準化が必須です。

標準化のない規模はコストを上げ、最終的には倒産をもたらします。

今、世界中でのあらゆる業種で大型合併が流行っています。規模の
経済性を求めたものですが、より大きく標準化を図らないと、結果
は、大きな規模であるために複雑になってコストが上がりダメにな
るはずです。

カーディナル・ヘルスが、医薬品卸の経費で、売上対比でわずか1.
25%しか使っていない理由も、この物流センター(NLC)の入出
荷金額を聞くだけで、理解ができました。

(注)1.25%は、物流部分だけではなく、卸の全経費です。23ヶ所
の物流センターだけの経費合計は分かりませんが、おそらく総売上
の1%未満、推計で0.8%です。

1ヶ所の物流センターでの4兆円という入出荷規模は、上流と下流取
引に、強烈な標準化がないと不可能です。

20万円×2000万個の箱の量を想像してください。
イメージで映像化すれば、量に驚きます。

聞く材料は、ケース単価(20万円)と年間物流量(2000万個)だけ
でいい。

カーディナル・ヘルスの、超がつく低いコストのオペレーションの
秘密が、ここにあったのです。鍵は、標準化の徹底でした。

・1ヶ所で4兆円(20万円×2000万個)の物流規模と、
・卸事業全体の総コストが、1.25%であるという2つの事実は、
鮮烈でした。

イマジネーションと、事業への構想力が、いたく刺激されたのです。

(注)わが国では、ケース単価が高い医薬品であっても4兆円もの入
出荷量をもつ物流センターは、地形と道路網の関係で、ムリです。
上流集荷のNLC風の機能で、最大でも、その規模の4分の1~6分の
1でしょうか。

想定を超える規模のものを見て、新たな、仕事のエネルギーを得る
ことができました。

見聞は、予想外のところで、発見をもたらします。
犬も歩けば棒にあたるというのがこれだったのでしょうか。

日米欧の物流倉庫はずいぶん見ました。

設備・作業・情報システムではなく、出荷額の規模に驚き、未だに、
信じられない思いではあります。数字の桁に間違いはないか確かめ
ました。

■5.戦略は3行で記述できる

カーディナル・ヘルス側から提出された企業概要を読んで、また驚
きました。

8兆円、5万5000人の規模をもつ企業の、基幹の戦略が、3行に圧縮さ
れています。あえて原文のママを示します。

<Overall corporate strategy: Build a diverse portfolio of
market leading business integrated around healthcare providers
and pharmaceutical manufacturers.>

内容を解釈するには、カーディナル・ヘルスの10年間の戦略(方法)
を知っていることが必要です。圧縮されすぎていて、意味が取れ
ないでしょうね。

普通の和訳をすれば、通りいっぺんの、興奮をもたらさない内容し
か伝えないものになります。以下は、訳ではなく解釈です。

<会社の全体戦略(strategy):健康産業と製薬メーカーを取り巻
くニーズを総合(integrate)し、市場をリードし利益化できる事業
(business)を作って、多様なポートフォリオ(portfo1io)を樹立
すること。>

これを正当に解釈するには、ビジネス書1冊分の文字量が必要です。
ビジネスのキーワードが、5つ含まれます。
これを順に、解釈します。

▼経営目的のあとに来るのが、戦略

まず「戦略(strategy)」です。何回も解説していますが、あらた
めて確認します。無意味に使う人が、多すぎるからです。

戦略は方法(method)のことです。企業戦略といったときは、経営
目的を実現するための、競争優位を作る手段、方法を示します。


経営目的は、あとでも述べますが、その企業は、何を果たすために
存在するのかという目的(object)のことです。

戦略が適切であるかどうかは、経営目的から来ます。
どこにでも有効に通用する戦略は、ないのです。

例えばファッション店、家具店、食品スーパー、デパート、ホーム
センター、薬局、情報機器販売、ソフトウェア製造、自動車製造が
ある。

それらの企業は、何を果たすために存在しているのか。
これが経営目的です。仕事の目的でもあります。

分かりきっていると言わず、言葉で記述してみてください。
(注)決して、分かっていないはずです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1.あなたの会社は、何を果たすために存在しているのか?
2.その中で、あなたはどんな役割を、になっているのか?
3.経営目的と、あなたの、今日の仕事のつながりは、何か?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

3つに、短く答えてください。

何を目指しているのかと言ってもいい。

社長、役員、上司、同僚に尋ねてもいいでしょう。「わが社は、何
を果たすために存在しているのですか? 他社との違いは何ですか
?」ということです。違いがなければ、いずれ規模が勝ちます。

これをクリアに、言い換えれば単純にしたあと、その目的を果たす
ための戦略(方法)が来ます。

例えばウォルマートでは「$2万の年収の家庭に、$4万の生活水準
を提供する」ということでした。

その経営目的のために、どこよりも安く売るというディスカウント
戦略をとります。そのために、店舗の運営費を、どこよりも安く抑
えます。経費目標は、売上対比で15%でした。(注)最近は18%に
上がっています。これがウォルマートの成長力が90年代に比べ、落
ちた理由です。

最近、株式市場でも注目されるようになった家具のニトリは「普通
の人に住生活のコーディネートを提供する」ということです。

わが国の住まいは、世界の他の国に比べ、普通の人の住まいの、コ
ーディネートが遅れているからです。

つまり解決すべき問題点をみつけ、ニトリは、中国で作った安価な
家具とホーム・ファニシングでカラー・コーディネートを提供しま
す。これが戦略です。

経営目的のあとに、それを実現する戦略が来るということを認識し
ておいてください。

経営目的にブレがあると、仮に、ディスカウントや安売りの戦略を
一時的に、販促策としてとっても、儲からないとしてやめてしまう
でしょうね。

ダイエーがそうでした。「いいものをどんどん安く」が初期の社是
でした。それを、競争他社に比べたとき、顧客にとって内容のある
戦略として実行している間は、伸びていたのです。

70年代後期からは、店舗の運営コストが上がったから、高粗利益の
ものを売ると変わり、全く、伸びなくなります。90年代も、売上対
比でどんどんコストを上げてゆきます。

ここで、企業生命は終わっていたのです。

普通、倒産にいたる10年か20年以上も前に、企業理念や経営目的の
喪失があります。言うことと実行することに矛盾をきたします。

これが社員の意欲を削ぎ、給料をもらうことが仕事の目的になって
しまうのです。今の、多くの金融機関や官僚に、これを感じます。

そして今、また別の、地方の新興企業が、店舗の運営コストを売上
対比で15%から20%に抑えるという戦略で、伸びています。

大手小売業が、コストが高く、新興のディスカウントストアに成長
のチャンスを提供しているからです。

例えば、付近にイオンやIY堂があれば、チャンスです。店舗の運
営コストが高く、28%を超える高い値入率(値入額÷売価)でなけ
えればならないからです。

こうした基底のところの戦略(方法)を見なければならない。

▼つぎは「ニーズ」です。

顧客のニーズを満たすとは、いったいどういうことでしょう?

例えばカーディナル・ヘルスは、以下のような思考に基づく顧客調
査によって、顧客(病院・調剤薬局)のニーズを発見します。

(注)顧客調査は、仮説を検証するためのものでないと、意味があ
りません。総覧的な調査は、調査会社をもうけさせるだけです。

(1)病院や調剤にとって、事業の目的は「患者の医療」である。
(2)病院や調剤にとって、医薬品の在庫管理や発注は、手間のか
   かる付帯業務に過ぎない。

薬剤師が、本来の業務、つまり患者医療のための調剤に費やしてい
る時間は、びっくりするくらい少なかったと、調査で発見します。

何に手間と時間がかかっているかと調べると、(1)医薬品の在庫
管理、(2)院内配布、(3)保険の請求を含む管理の事務作業、
(4)発注作業、(5)入荷した医薬の仕分け、(6)棚への補充
等の、いわゆる「雑務」です。

▼雑務問題

雑務という作業は、実は、ないのです。

作業が雑務とくくられるとき、無駄なコストのカタマリがあります。

あなたの仕事の中で、目的も方法もはっきりしていない雑務は何%
の時間を占めていますか? 普通、50%以上あるはずです。70%か
もしれません。

医療の分野では、これらの雑務は、カーディナル・ヘルスが注文を
受けた医薬を玄関口まで届けたあとに発生している院内作業、また
は薬局内の作業です。

ここでカーディナル・ヘルスは「フォロー・ザ・ピル(錠剤を追跡
せよ)」という戦略を考えます。

▼理由

そこにフォーカスができたのは、事業の定義が「ソリューション(
顧客の問題解決)を提供すること、顧客の経営をサポートすること」
だったからです。

医薬の在庫管理作業が、顧客の、コストを食う雑務として問題なら、
その解決策を作って提供するとなります。

そのために1996年に、投薬管理を自動化する装置(Pyxis:ピクシス)
を作っていた小さな工場ピクシス社を買収します。

▼イノベーション

戦略的な買収です。この自動調剤装置を、カーディナルの物流セン
ターとネットワークと連結すれば、すごいことができると考えます。

それまでの自動調剤装置は、病院に置く、単独の(スタンドアロー
ン)の装置でした。そのため、マーケットも大きくはなかった。病
院での効果も限られていたからです。

ピクシス社は、細々と販売をしていました。
カーディナルの発展が始まるのは、この年からです。

(Pyxis MedStation:自動調剤装置)
http://www.pyxis.com/prodDetails.aspx?pid=111

自動調剤装置は、患者の処方箋コードを入力すると、その患者に投
薬する医薬を、引き出しから自動的に出してくれます。

医薬の自動管理装置と言ってもいいのものです。

ピクシスには、自動発注機能(ソフト)を連結することができ、そ
のデータは、カーディナル・ヘルスの物流センターに、リアルタイ
ムのネットワークで配信されます。

カ社の、全米22の物流センターでは、ピクシスの引き出しにそのま
ま入れることができる形状にして、自動注文があった医薬を配送し
ます。

病院は、ピクシスを病棟の必要なところに置けばいい。医師が使う
薬は、特殊なものを除けば、90%をこのピクシスで処理ができます。

これによって、人件費の高い薬剤師は、煩雑だった医薬品管理の作
業と事務作業の「雑務」から開放されます。本来の調剤に、専念が
できます。

切断のないシーレスなデマンドチェーンを作ることができます。
これが、カ社のコストが低い理由です。

ピクシスは、カ社が提供する管理機器のひとつです。

その他にも、個々の患者の治療過程での投薬管理をする装置、ソフ
トウェア等、あらゆるものが「病院と調剤の医薬品管理の問題解決」
のために準備されています。

きっかけは1996年の「フォロー・ザ・ピル(錠剤を追跡せよ)」の
戦略(方法)でした。

カーディナル・ヘルスは、この問題解決の戦略で、競争他社に対し
戦略優位を作り、現在に到っています。

8兆円の売上が、これを契機に生まれたといっていい。

病院と調剤薬局には、医薬品のニーズがあります。
これは当然のことです。
普通の卸は、ここでニーズ内容の追及をやめるでしょう。

医薬品を(1)他より安く、(2)少量ジャストインタイムで頻繁
に卸すことが競争優位と考えるだけかもしれません。いずれもコス
トアップになります。

カーディナル・ヘルスが考えたのは、病院と調剤薬局にとっての付
帯業務、つまり厳密な管理を必要とする「医薬品の院内管理」の問
題解決が、大きなニーズであるということです。

以上のことを念頭に置き、以下を読めば、ニーズの総合(integrate)
という活字も、立って見えるはずです。

<会社の全体戦略(strategy):健康産業(病院・調剤薬局)と製
薬メーカーを取り巻くニーズを総合(integrate)し、市場をリード
し利益化できる事業(business)を作って、多様なポートフォリオ
(portfo1io)を樹立すること。>

つぎは、分かりにくい「総合(integrate)」の意味です。
そしてビジネスの意味。ポートフォオも・・・さらに価値観の意味。

see you next week!

【後記】
ホリエモンが全面否認のまま、昨日保釈されました。私は、メール
と金額はニセモノでも、武部幹事長あるいは森派に、何らかの形で
お金が渡ったのは、本当だと思っています。堀江氏は「首相になる
にはおいくらお金が必要ですか」と訊ねた男です。

彼が、平気な顔をして「渡しましたよ」と言えば、政治は、自民党
・民主党を含めひっくり返るでしょう。武部氏の動静と表情に注目
しておきましょう。最初、献金問題が出たときのTV映像の表情で
は「落ち着きがなく慌てて」いました。表情は正直です。

推理小説風に、渡していると仮定すれば、堀江氏の強気の理由が分
かります。最近の検察の摘発は、きわめて政治的で変なのです。そ
れと民主党の、今度の小沢党首、前原前党首の交代の意味もわかり
ます。そして次の首相も分かる。

いずれ明らかになります。闇に葬られたとしても。堀江氏の裁判が
始まる前に、自民党は首相を変える必要があります。または、堀江
氏と何らかの妥協をする必要があります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     

【イケア上陸!】

Subject: 【イケア上陸!】
Date: Wed, 26 Apr 2006 20:20:29 +0900


「北海道のカラマツ丸太、20万立米集められないか?」

こんなオファー(注文)が、中国から日本製紙に。
嘘だろ、20万立米取られたら北海道はハゲ山に!

ロシアの輸出丸太の7割を買い占める中国。
中ロ国境では、キャッシュが飛び交い横流し。

《添付画像》は、
丸太が浮いていない新木場の貯木池。

東京のちっちゃな土地より、
地方の山林の方が値上がりするかも?

中国人が、ウーロン茶やめて珈琲を飲みだすと、、

■世界で「ブラジル産コーヒー豆」が不足になる。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20060421/101579/

◇Q珈琲オープン Qさん、またぼろ儲け。
http://www.9393.co.jp/qscafe/index.html



【スギッチ】 秋田国体ゆるキャラ。平和だね、ニッポン。
http://www.pref.akita.jp/kokutai/topics/part.htm?id=176

【ゆるキャラコンテスト】 ゆるキャラは、みうらじゅん。
http://www.tv-tokyo.co.jp/tvchamp/result/result.htm


「デフレは、現場で起きているんですよ、署長っ」

「インフレは、原産地で起きているんですよ、本部っ」

フジサンケイグループ映画、踊る大走査線主人公の
セリフが、どこの業界でも、今、飛び交っています。

中国特需で世界の木材高騰でも、プレカット、パワービルダー過剰の
関東は、仕入れ値の叩き合い。現場と原産地の動きが完全に乖離。

【プレカット協会】
http://www.precut-kyokai.com/


中抜きの国有林新生産システムが救世主に?

【新生産システム】
http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h18-4gatu/0411s-1.pdf


日本の木材消費量は、
10年前、1億1千万立米→今、9千万立米
日本は、もう成熟して木材斜陽のお国です。

◆「平成17年木材(用材)需給実績見込み」と
「平成18年木材(用材)需給見通し」について
http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h18-3gatu/0330youzai.htm


頭の中に過去と国境のない企業は、
竹島独島の取り合いより未来向き!

◆韓国への新築戸建注文住宅事業の進出について 【住友林業】
http://www.sfc.co.jp/information/news/2006/2006-04-24.html
現在、韓国政府の住宅政策は「量的拡大」と「質の向上」の両軸で展開しています。
高層マンションを中心とした集合住宅が未だ主体ですが、住環境の多様化を促進する
政策として、消費者の住環境のニーズに応える様々なタイプの住宅を供給する開発計
画を打ち出しています。

 政府が目指す住宅供給率(112%)を達成するには年間6万戸が不足している状況で
あり、特に首都圏では2005年から2010年にかけて6箇所に合計30万戸の大規模な新都
市開発を計画・準備中で、既に大小48箇所の公的な団地開発をおこなっています。こ
のなかでも戸建住宅用宅地の開発エリアは拡大傾向にあり、供給土壌は拡大すること
が予想されます。


◆【ミサワホーム】、中国でポプラと中国産"かば"を
複合したハイブリッドLVLの製造に成功
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=128970&lindID=6


◆主要構造材における国産材比率100%、道産材比率90%を達成
「マイフォレスト」北海道仕様にて国産材を積極活用 【住友林業】
http://www.sfc.co.jp/information/news/2006/2006-04-21.html



千葉選挙勝利で勢いづく小沢民主党ブームに
水をさす偽装マンション逮捕&ほりえもん釈放。

その千葉県・船橋で、世界最大の家具屋、
スウェーデンから上陸。恒例の丸太切りも。

イケアの木製家具も、MADE IN CHINA!

★【ザ・イケア】
http://www.ikea.com/ms/ja_JP/local_home/funabashi.html

◆世界最大級の家具店「イケア」が日本上陸、ローコスト経営の秘密が明らかに
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20060413/101317/


┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
吉┃通┃信┃  木材 No.015
━┛━┛━┛  yositanaka@nifty.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛


日本人一人当たりの年間木材消費額、1万円。(内国産材2千円)

4月から福島県などで環境税、一人当たり千円徴集。

税金って、意外と安易にお金集まるのね。

減税で、日本の山林を生き返させる、
民間人のアイデアです。


◆「木材産業から見た日本林業」  (株)ウッドワン  中本 利夫氏

◇長伐期林業への転換

 伐ろうにも伐れなくなった日本の植林地。しかし幸いなことに、木は伐らなければ
成長するのです。そこで、長伐期林業へ切り替えていくことが求められてくると思い
ます。

 わたしは早くから、長伐期林業への転換を始めています。吉野には、民有林で300
年を超える森林をお持ちの林業家もおられますが、私は当面100年林業を目指して
います。100年たったときには、孫が200年生にすると言えばいいのです。

 ここで、長伐期にするためには次の条件が必要です。まず、長伐期に耐えうる優良
品種であることです。わたしは、中国山脈に昔からある八郎スギと呼ばれる天然スギ
を母樹として、挿木苗を養成してきました。また、長伐期のためには弱度の間伐を繰
り返していきますので、高密路網が必要になります。

 しかし、これらに切り替えるための最大の難点は日本の税制で、三代相続したら、
財産が無くなってしまうのです。これでは200年、300年の林業は成り立ちません。

 そこでひとつの提案ですが、例えば100年生を超えるような木は、伐ったときに
は税金をとるが、伐らなければ無税扱いとすれば、自分の財産として、伐らずに置く
ようになります。税法で長伐期を誘導するのです。

 いま、法隆寺の五重塔は、建立されて1300年が過ぎ、樹齢は1000年を超えてい
ると言われていますが、万一ここが火災に遭えば、建て替えるヒノキが日本のどこに
あるのでしょう。調べたことはないですが、とてもあるとは思えません。これほどま
でに近代化された国家にあって、神社仏閣を建立できる木がないとは、なんとも残念
なことです。

 では、国が経営すればよいかというと、ご承知のように、国有林が大幅赤字を一般
財源で賄わざるを得なかったように、国が100年200年林業を目指せばどんなに高
いコストになるかは実証済みです。

 ここは是非、民間で出来るようにすれば、税金で取り上げることさえなければ誘導
する方法はあるのです。伐るまでは税金を取らない、待ってやる。これだけで、かな
りのものが出るのです。林業家に100年200年の山を作らすことは可能なのです。
100年を越したような森林というのは民族の財産であり、誰が守りをしているかだ
けのこと、そんな考え方で進めていくべきでしょう。



いよいよ、独法化!

■  国有林独法化は2,000人規模、プラス400人削減も 2006/04/21 (Fri)

 国有林野事業の一部独立行政法人化を検討している林野庁は、定員約5,300人のう
ち、2,000人程度を独立行政法人に移行させる方針を決めた。森林整備や木材販売な
どの定型的業務に関与している職員が対象になる。さらに、業務の効率化やスリム化
等で約400人の定員削減を実施する。21日午前に中川農相が明らかにするとともに、
同日開催の「行政減量・効率化有識者会議」で報告された。→詳しくは、次号「林政
ニュース」(第292号、5月17日発行)で解説します。



◆森林環境税の進展と環境価値評価
- コンジョイント法による適正な税額設定の可能性 -
http://www.jri.co.jp/consul/column/data/429-watanabe.html

【環境と中国】

Subject: 【環境と中国】
Date: Wed, 19 Apr 2006 22:16:27 +0900


【これみちゃダメだ】  うわっ、大変、アジア!
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html


4年前からの吉配信最大のテーマ
【環境と中国】が火を噴き始めたっ!

中国が欲しいのは、環境。
レクサスよりプリウスです。

世界中の木を切り倒して建てた家を
また建て替えろと言う前に、ニッポン、
同じ過ちを犯さないように指導が先。

《ノアの箱舟地球号》に全員乗船中。

【加ト吉】 「人海戦術で、日本より安全で、安い食品を中国で。」
http://www.katokichi.co.jp/
http://www.nikkei.co.jp/china/news/20060315ep12600915.html



【江沢慧(Jiang Zehui)】

江沢民元国家主席の妹さんが《中国林業協会の会長》。

「今から10年は輸入に頼る」 

ヴァンクーヴァーの北米木材産業会議開幕スピーチにて。2006/1/18

本日、胡錦濤主席と米国林産業界のボス・ブッシュ大統領が会談。


中国木材消費総量年間 3億立米(日本のちょうど3倍)

輸入依存率 35%(1億立米) 中国自給木材(2億立米)

2015年には、年間1億5千万立米が不足!

やっぱ、日本杉の中国輸出ですかっ。


中国は不法伐採に常に反対 取り締まりは厳重 《人民日報》
http://www.people.ne.jp/2006/03/29/jp20060329_58557.html



日本国家予算80億円をかける大プロジェクト!

★新生産システムモデル地域の内定について 《林野庁》
http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h18-4gatu/0411sinseisan.html

◆ 林野庁、新生産システムのモデル全国11地域を指定 国産材、反転攻勢へ

林野庁は、新生産システムのモデル地域について全国11地域を選定・公表し
た。川上~川下の合意形成に基づいてハウスメーカー等のニーズに応じた製材品等を
安定的に供給することで林業の再生および森林整備を図る。(詳細は日刊木材新聞1
8年4月13日付1面で)



■スギを1日で完全乾燥する新技術 2006年04月13日
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/d/22/
http://www.nikkeibp.co.jp/news/manu06q2/501669/
杉板が一日で完全乾燥
「それはノーベル賞ものだ!」
そのプラントの話を聞いた時、林野庁の役人は叫んだ。



ボーダレスの時代に?ボーダレスの時代だからこそ?

■ 国有林材にも合法性証明、4月1日から対応  2006/04/12 (Wed)

 林野庁は、新年度(平成18年度)から、国有林材の合法性証明に乗り出した。4月
1日付けで関係通達を出し、立木・製品の売買契約書に「法令に照らし合法的に伐採
された」ことを明記。木材・木製品の調達でも合法性証明を義務づけた。



◆ 住友林業向けに杉FJ間柱出荷始まる  サンケイ・玉名荒尾木材事協

サンケイ(宮崎県日向市、川添恵一郎社長)、玉名荒尾木材事業協同組合(熊
本県玉名郡、大石駿四郎理事長)の両社からこのほど、住友林業(東京都)向けの杉
FJ間柱第1便が出荷された。住友林業は国産材利用の拡大に向けた取り組みを進めて
おり、そのなかで新年度から着工される九州内の物件に杉FJ間柱を採用することを決
めていた。(詳細は日刊木材新聞18年4月13日付8面で)



■ 熊本でスギ集成材工場新設へ協議会発足 Date : 2006/04/19 (Wed)

 熊本県で県産スギ材の構造用集成材工場を建設する構想が浮上している。県森林組
合連合会が中心となり、県内森林組合やプレカット工場、大手集成材メーカーなど19
社による「大規模流通・加工基地構想協議会」を3日に結成、平成19年度の工場着工
を目指している。→続きは、「林政ニュース」第291号(4月19日発行)でどうぞ。



やっぱ、九州の杉を、佐賀伊万里港から中国、韓国へ、でしょう!

■伊万里木材コンビナートの本格操業
http://www.afc.go.jp/your-field/woman/2005-09-no1/index.html
国産スギ材の大幅な需要拡大を可能とする木材コンビナートの本格操業が始まった。
ここは、玄界灘に面した佐賀県伊万里市の工業団地の一角である。



★主要国のエコロジカルフィットプリント(生態系負荷度)
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/4190.html
エコロジカル・フットプリントとは、食料や住宅、工業製品など人間が生きるために
必要な物を生産したり、CO2など廃棄物を吸収・浄化するために必要な土地・水域面
積のこと。消費が多いほどフットプリント(足跡)は大きくなる。具体的には、農
地、牧草地、森林、エネルギー地(CO2吸収源としての森林等)、生産能力阻害地
(建物や道路建設の敷地など生産能力奪われた土地、海洋・淡水域のすべて必要とし
た面積を合計する。世界共通の指標となるよう面積はグローバルヘクタール(gha)
という単位を用いる。例えば、水田は、世界の平均的な土地の4.4倍の生産能力があ
るとして1haが4.4ghaとして計算される。



■アジアの森林、植林で増加に転じる・FAO
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060413STXKE041013042006.html
【バンコク13日共同】国連食糧農業機関(FAO)アジア太平洋地域事務所(バン
コク)は13日、アジア・太平洋地域の森林の現状について「1990年代の減少傾向から
転じ、2000年以降増加しつつある」との調査結果を発表した。

 一方で、同地域の1人当たりの森林面積は世界で最も少なく、FAOは今後とも森
林保護に真剣に取り組むよう域内各国政府に呼び掛けている。

 FAOによると、同地域の森林は90年代を通じ年平均130万ヘクタールずつ減少し
ていたが、2000年から05年の間、植林の活発化で年平均60万ヘクタール以上のペース
で増加、特に中国では大規模植林が功を奏し、年平均400万ヘクタール以上ずつ増え
ている。一方、1人当たりの森林面積は0.2ヘクタールで、他地域の1.1ヘクタールを
大幅に下回っている。

 アジア・太平洋地域では植林が活発に行われている一方で、農地確保などのため
に、2000年以降600万ヘクタール以上の自然林が失われており、FAOは「植林によ
る人工林を、自然林の代用にすべきではない」と訴えている。 (18:48)



┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
吉┃通┃信┃  木材  No.014
━┛━┛━┛  yositanaka@nifty.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛



■【森の勉強箱 まさのあつこ】フリーの女性ジャーナリストも林業を。
http://blogs.yahoo.co.jp/moriliaison/MYBLOG/yblog.html

グリーン購入法の違法伐採対策
http://blogs.yahoo.co.jp/moriliaison/folder/1258162.html

【「顔の見える」建材流通業】

Subject: 【「顔の見える」建材流通業】
Date: Mon, 17 Apr 2006 23:32:25 +0900


建材流通の皆さま、クリッ~クっ!

★★テーマ:建材流通業の革新に向けての課題
ハウネットリポート2006年5月号  2006年4月12日
http://www.hi-ho.ne.jp/marken/2006.05.htm
1.平成16年商業統計の確報より 生産性の向上が遅れる卸売業
2.課題となっている建材流通の革新
3.需要者・顧客視点で「顔の見える」建材流通業に向けて



┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
吉┃通┃信┃  流通  No.007
━┛━┛━┛  yositanaka@nifty.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛



ハウネットリポート
http://www.hi-ho.ne.jp/marken/

工務店・ビルダー支援ブログ 
http://marken2005.exblog.jp/


2006年トレンドから、

★コンドラチェフの波が迫っている
ハウネットリポート2006年2月号  2006年1月11日
http://www.hi-ho.ne.jp/marken/2006.02.htm



■ 建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の改正案
ハウネットリポート2006年4月号  2006年3月23日
http://www.hi-ho.ne.jp/marken/2006.04.htm
テーマ:地場ビルダートップ10企業、プレハブを超える!
1.寡占化が進む住宅市場
2.トップ10ランクインビルダーの共通項
3.都道府県別分析表


■ トピックス 火災報知機の設置が義務化
ハウネットリポート2006年3月号  2006年2月7日
http://www.hi-ho.ne.jp/marken/2006.03.htm
テーマ:伝えることの大切さ。
1.揺らぐ信頼、今求められることは、
2.注文建築の受注が上昇基調へ。関東、近畿エリア中心に明るい見通し。
3.メッセージボードで伝わる「我が社の家づくり」


■2005年回顧&2006年展望
http://www.hi-ho.ne.jp/marken/2006.01.htm


■バックナンバー
http://www.hi-ho.ne.jp/marken/back%20no.htm

【木材は為替である】 

Subject: 【木材は為替である】 
To: kaz@xxxxintlcan.com
M

カナダドル、ニュージーランドドルが暴騰して、
木材輸出の競争力が無くなります。円高日本と同じ。

ロシア、中国、東欧が、強くなります。




木材流通の的を得た論文です。

2002年木材学会(九州大学)にて講演。



■「木材産業から見た日本林業」  (株)ウッドワン  中本 利夫氏

1) 再生産可能な森林資源

 産業革命以来、自動車や飛行機の利用など、われわれの生活の急速な進歩に伴い、
鉄・銅・アルミ・ニッケル等の資源が消費されてきましたが、これらは一体、あと幾
世紀もつのでしょう。人類がこの世に誕生して約400万年になりますが、このよう
な無駄遣いをしていてよいのでしょうか。しかもこれらは掘り出しただけでは何の役
にも立たず、石油に代表される化石燃料によって製錬されて初めて、鉄の棒やアルミ
の板となって役に立つのです。その石油が、あと40年、50年と言われています。さ
らにこの化石燃料は、燃焼させる際に膨大な二酸化炭素を放出し、地球環境問題の一
因ともなっているのです。

 そういう意味において森林資源は、工業資源のなかで唯一、再生産可能な資源であ
るということを考えてみる必要があります。森林資源の地球上の蓄積量は約3500億
m3とされていますが、年間の使用量が約35、6億m3なので、他の資源なみに計算
すると100年分になります。しかし森林は成長するのです。1%でも35億m3なので、
地球上で森林が平均1%成長すれば、現在の消費量は、ほぼまかなえるという数字に
なります。

 なお戦後わが国で植林されたスギやヒノキは、スギで3%台、ヒノキで2%台と推
定できます。ニュージーランドのラジアータパインに至っては7-8%も成長してい
ます。


2) 森林資源の抱える問題

 しかし、地球上で1%以上の成長ができているかといえば、現在、環境問題で大き
く取り上げられている、東南アジアの手付かずの熱帯雨林、あるいはシベリアの森林
は、極層林といえば響きはいいですが、裏返せば成熟林、悪く言えば老齢林です。面
積当たりの成長をすでに止めた、限界の状態になっているのです。
 ここは択伐林方式か、皆伐・再植林方式、いわゆる法正林施業で伐採し、次世代の
森林の成長を促していくということを、もっと真剣に考えていかなればなりません。
 しかし一方で、東南アジアにおいてもシベリアにおいても過伐されてきたのも事実
です。今や地球規模で、再生産可能な森林経営を真剣に検討すべき時だと思います。


3) 日本の林業の実態

 さて、戦後われわれが植林した日本の林業は、今どうなっているのでしょうか。
 国土面積の約67%にあたる、2500万haの森林は、戦中戦後、オイルの代わりと
して使われ、木炭自動車まで走り、戦後の経済復興とともに多くの住宅用建材、ある
いは製紙用パルプ材として瞬く間に過伐されました。その後風水害等の問題もあり、
大規模な植林事業が開始され、現在では森林全体の40%にあたる、1000万haを超
えた段階になりました。林野庁の計画では1300万haとのことでしたが、その後ど
うなったのでしょうか。

 成長が早いのはスギで、早くに植林されたものはすでに50年生となり、在来では
すでに伐期に達しているのですが、なかなか伐れません。不採算林になってしまった
のです。

 昨年末、久しぶりに北海道の函館に行きました。道南にも戦後、スギが植林され、
製材品は東京送りだそうですが、原木価格が立方10000円をわっているのです。南
九州の宮崎あたりもその程度の相場で、広島・岡山あたりでは14000-15000 円だ
そうです。

 私事ですが、別会社の中本造林が、平成元年に林業経営というタイトルで、農林水
産大臣賞とともに、最優秀賞として天皇杯を頂戴いたしました。皇居に参内して両陛
下の拝謁を仰せつかり、7,8分のご下問を受けることとなりました。そこで私は長
伐期論を展開していることをご紹介申し上げ、「100年も200年も木を伐らないとな
ると、どのように林業を経営されるのか」というご質問に「高密路網を作って適当な
間伐をし、その収入で林業経営がなんとか成り立っています」と、お答えしたわけで
す。

 当時は、まだ間伐材が収入を賄える値段でしたが、あれから15年たった今日、中
目材が市場で14000-15000円、小径木は10000円にも満たず、伐採搬出コストさ
え難しい状況に入ってしまいました。

 これが、日本列島を取り巻く、伐期を迎えたスギの山なのです。皆伐してしまえば
ロギングコストは安くつきますが、そこには再び植林しなければなりません。

 以前、業界紙にある山林主の投書が載っていました。代々持っている山があり、父
親が植林し、青年時代には下刈りやら手入れに連れて行かれ、50年生になったら伐
ってもよいとのことで、やがてその時期が来たので森林組合に頼んで流木を売却し、
植林もしてもらった。しかし2年後には、山林の売却代金が皆、無くなってしまっ
た。50年生の木を伐って、2年生の木になってしまったと。3年目からは金がないの
にどう手入れするのか、やり方が悪かったのだろうか、諸先輩のご意見を承りたい
と。笑えない事実です。

 こうして、伐ろうにも伐れない状況に追い込まれているのが日本の林業なのです。
まして昨年末に行った道南では、戦中戦後に伐った雑木林のうち、ブナは150年、
カバでも100年はおきたいということでしたが、気候からみて、伐期までにまだま
だ時間を要するこの林業を、いかにしてつないでいくのか、考えさせられる問題で
す。


4) 国際競争力を失った日本の林業

 さて、日本のスギはなぜ国際競争力に負けるようになったのでしょうか。これは私
の持論のようになってきましたが、8割以上、外為で説明できるのです。

 米ドル360円時代に米材の輸入が始まりましたが、1960年代には、本格的に米材
が日本へ輸入されるようになりました。その競争に押されて日本のスギもどんどん販
売価格が下がりましたが、当時はまだ伐る時期でなく、「外材輸入は日本の木造住宅
を維持する意味で千載一遇のチャンス」とも言われました。外材がなければコンクリ
ートや鉄骨に変わっていただろうにという意味で、なるほどと感心したものです。

 しかし今、日本のスギがようやく伐期を迎えたものの、外材に押されて動きが取れ
なくなり、米材もすでに国際競争力に押され、力不足になっています。

 今、我が国で最も国際競争力が強いのは、フィンランドに代表される北欧材です。
ここで製材され、ドーバー海峡、地中海を渡り、インド洋、東シナ海を通って日本に
到着したものが、中国山脈で伐採され、40キロ足らずの広島まで運ばれるものより
もコスト競争力が強い、それが現実なのです。そして、その最大の理由が外為なので
す。

 一例をあげると、米ドル360円時代に、私共が進出しているニュージーランドは、
400円しました。戦後、一人当たりの国民所得が一番高かったのは、当時ニュージー
ランドでした。しかし、本国にあたるイギリスのEC加盟とともに通貨は弱くなり、
現在約60円。一昨年の9月末には、44円までいきました。かつての400円からみ
れば9分の1です。60円としても、7分の1近い下落です。米ドルは、360円が現
在120円。3分の1まで下がりましたが、ニュージーランドの7分の1には勝てま
せん。


5)国際競争力に強い北欧材

 今、フィンランドを始め、北欧材にそこまで力があるのはなぜなのでしょうか。

 最大の理由として、隣の旧ソ連のルーブルの暴落があげられます。かつて米ドルと
肩を並べていた時代から、ベルリンの壁が壊れて以来暴落の一途を辿り、当時からみ
ると100分の1を割り込むような状況で、国際通貨からみるとタダ同然になってし
まいました。こうしてあの膨大な国境から、どんどん木材が輸出されているのです。

 一昨年対昨年の輸出量をみても、35%も増加しています。フィンランドはこの原
木を製材製品にして日本へ送り、競争力を強めているのです。


6)ニュージーランドにみる外為の影響

 ニュージーランドで、私ども三箇所の山林と工場のロギングコストは、平均で約
30ドル、立方当り1800円。一方、中国山脈で木を伐り、40キロほどの廿日市市の
工場に戻ると、10000円を超えてしまいます。便利の悪いところでは12000円にも
なります。 このばかげた現実も、外為で説明できるのです。

 NZドルが7分の1近くですが、1800円を7倍すれば12600円。NZドルが昔の
為替に戻れば、まことに対等なのです。

 日本が自動車工業やIT産業など、貿易によって外貨を稼ぎ、経常収支が大幅黒字
になってすでに十数年。今年もまた、貿易収支は前年対比で大幅に伸びると、最近の
記事では伝えられていますが、これでは円は強くならざるを得ません。

 生産性の上がらない農業・林業が、この為替についていけるはずがありません。大
幅な貿易黒字という体質が変わり、日本が輸入国にでもなれば、円安となって解決す
るでしょうが、当分これは望めそうにありません。


7)長伐期林業への転換

 伐ろうにも伐れなくなった日本の植林地。しかし幸いなことに、木は伐らなければ
成長するのです。そこで、長伐期林業へ切り替えていくことが求められてくると思い
ます。

 わたしは早くから、長伐期林業への転換を始めています。吉野には、民有林で300
年を超える森林をお持ちの林業家もおられますが、私は当面100年林業を目指して
います。100年たったときには、孫が200年生にすると言えばいいのです。

 ここで、長伐期にするためには次の条件が必要です。まず、長伐期に耐えうる優良
品種であることです。わたしは、中国山脈に昔からある八郎スギと呼ばれる天然スギ
を母樹として、挿木苗を養成してきました。また、長伐期のためには弱度の間伐を繰
り返していきますので、高密路網が必要になります。

 しかし、これらに切り替えるための最大の難点は日本の税制で、三代相続したら、
財産が無くなってしまうのです。これでは200年、300年の林業は成り立ちません。

 そこでひとつの提案ですが、例えば100年生を超えるような木は、伐ったときに
は税金をとるが、伐らなければ無税扱いとすれば、自分の財産として、伐らずに置く
ようになります。税法で長伐期を誘導するのです。

 いま、法隆寺の五重塔は、建立されて1300年が過ぎ、樹齢は1000年を超えてい
ると言われていますが、万一ここが火災に遭えば、建て替えるヒノキが日本のどこに
あるのでしょう。調べたことはないですが、とてもあるとは思えません。これほどま
でに近代化された国家にあって、神社仏閣を建立できる木がないとは、なんとも残念
なことです。

 では、国が経営すればよいかというと、ご承知のように、国有林が大幅赤字を一般
財源で賄わざるを得なかったように、国が100年200年林業を目指せばどんなに高
いコストになるかは実証済みです。

 ここは是非、民間で出来るようにすれば、税金で取り上げることさえなければ誘導
する方法はあるのです。伐るまでは税金を取らない、待ってやる。これだけで、かな
りのものが出るのです。林業家に100年200年の山を作らすことは可能なのです。
100年を越したような森林というのは民族の財産であり、誰が守りをしているかだ
けのこと、そんな考え方で進めていくべきでしょう。



------- End of Forwarded Message

---
----------------------------------------------
田中 吉成
tanaka2434@mx1.nice.co.jp
----------------------------------------------

【森が泣いている】

Subject: 【森が泣いている】
Date: Tue, 28 Mar 2006 23:30:54 +0900


◆【ガイヤの夜明けプレビュー】

森が泣いている
~日本林業を復興せよ~(2006年4月4日放送)
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview060404.html
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/
家を建てるなら木造の家、それも国産材で建てたいという人は今も少なくない。しか
し、日本の林業は現在、深刻な危機に瀕している。
国土の7割近くが森林という日本には、かつては木をうまく利用する文化があった。
そのため森林は、貴重な資源として大切に手入れされてきた。しかし、高度経済成長
時代に安い輸入材が入ってくるようになり、国産材の価格は急落。林業は利益の出な
い産業となり、衰退の一途をたどる。


【森をつくる男】
尾鷲ひのきで有名な三重県の紀北町。そこに、林業で利益を出している日本で数少な
い林業家がいる。それが、江戸時代から続く速水林業の経営者、速水亨さん。
速水林業の黒字経営の秘密は、良木の生産、作業の合理化、そして産直販売。戦後の
量産の時代に、量より質を求めて間伐を徹底し、良木を育ててきた。作業も1人で何
でもこなすなど効率化、そして機械の導入による省力化といった合理化を進めてき
た。販売面ではブランド化による産直を取り入れるなど、あらゆる工夫をしている。
速水流ビジネスモデルに、日本林業再生の方向性を探る。


【森を守る女】
その速水さんは、日本林業再生のために後継者を育てる取り組みを始めた。それが、
林業塾。
その卒業生の1人に、林業再生に情熱を燃やす女性がいた。遠藤寛子さん。遠藤さん
は速水さんのような森づくりを目指して、長野県下伊那の森林組合に就職した。そこ
で森林を所有する林業家を相手に林業経営の指導を始めるが、参加者は少ない。大半
の林業家は木材価格が安いため、森を手入れする気が起きないのだ。
そんな中、遠藤さんの上司である組合長がある決断を下した。林業家が林業に関心を
失ったのなら、山の管理を組合で引き受けようという決断だ。遠藤さんは、そのプロ
ジェクトのリーダーに指名された。
組合による森林管理こそ、日本の林業を救う切り札と奮闘する遠藤さん。この事業は
林業再生の一里塚となるのか?


【森の木を売る男】
森林を守っても、木が使われなければ日本林業の真の再生はない。そんな中、日本最
大の製材会社が立ち上がった。中国木材の堀川保幸社長は今まで原料の木を全て輸入
に頼っていたが、将来の世界木材需要の逼迫や戦後植林した日本の木の生育を見て、
国産材ヘシフトしたのだ。
中国木材では、柱や梁に使う新製品「ハイブリッド木材」を開発した。国産の杉とア
メリカの松を組み合わせたもので、軽くて丈夫なことが売りだ。
しかし、住宅業界では輸入木材が圧倒的な主流。しかも、ハイブリッド木材はまった
く実績のない商品。果たして、国産材を活用したハイブリッド木材は浸透するのか?
 営業マン・山本浩生さんは奔走する。
日本の林業再生は単に日本だけの問題でなく、世界の天然林や環境の保全にもつなが
る重要なテーマ。林業を甦らせようと奮闘する人々を追った。




国産木材を使わせるため、
どんな改正でしょうかっ?


◆新JAS 17年度改正
http://www.jasnet.or.jp/jigyou/sinjas/sinjasindex.htm

◆日本合板検査会
http://www.jpic-ew.or.jp/jas/index.html
さらに、JAS法は平成17年6月に改正(施行は、平成18年3月1日)され
都道府県、登録格付機関等の行うJAS格付(第一種格付)の廃止
(経過措置として平成21年2月末日までは現行どうり)

製造又は加工を業とする製造業者等(JAS認定工場)の中に、新たに「輸入」又は
「販売」業者を追加し、JAS自主格付制度によるJASマーク表示を可能とする
農林水産大臣が行うこととなっていた認定の取消は、登録認定機関の業務とする、
などとなりました。


農水省
http://www.maff.go.jp/koueki/itiran/rinya/7d0003-9.pdf
平成18年5月下旬まで ... 関のあり方や製材JAS 規格の
見直しへの早急な取組みが必要である。

農水省
http://www.maff.go.jp/soshiki/kambou/kessan/h18/yokyu/6.pdf
JAS法改正に伴う規格の検討

①「 新JAS」(新たなJAS規格、品質表示基準、認定制度等)へ
スムーズに移行するよう、関 ...
http://www.jasnet.or.jp/jas/koukai/pdf/A/17keikaku.pdf

JAS改正のポイント木材住宅 平成14年度
http://www.pf21.jp/pfwood/kikaku/kikakusyosai/jas1.htm



┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
吉┃通┃信┃  木材  No.010
━┛━┛━┛  yositanaka@nifty.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛

【割り箸に学べ!】

Subject: 【割り箸に学べ!】
Date: Tue, 21 Mar 2006 11:00:48 +0900


100円ショップを覗くと、30膳100円の割り箸発見。

1膳=3円也。 

【アスペン材】(商品説明)
木肌が白く弾力性に富んだ白楊(アスペン)を使用。
圧口仕上げと、面とり加工でもちやすく使いやすいお箸です。
産業資材として利用されない小径木使用。
森林資源を無駄なく活用しています。


割り箸メーカーが、最も進んでいる木材メーカー?
割り箸と爪楊枝が日本人の最も身近な木材製品。

95%が輸入。年間 250億膳消費。

割り箸1膳のコスト単価は 1.3円。
これを国産材に切り替えると5円。

政府は、発展途上国からの輸入品に特恵関税制度を導入。
品目ごとに金額ベースで免税を行い、輸入を促進させます。

4月からスタートするので、関税免除のために民間企業は
一気に輸入。中国からの木製品輸入が増えていますので
3年前は秋までもった免税も、今ではお盆前には枠切れて。

割り箸業者は、4月に一年分を輸入しちゃいます。

中国企業と日本企業の連携プレーで、国民は安い商品を。

中国 VS 日本 という構図ではなく、
政府 VS 民間 という構図なのです。

4月1日グリーン購入法・木材版に中国産割り箸引っ掛かる?

神奈川の住宅メーカーには住友林業が宮崎の
丸太を中国で製材、乾燥した羽柄材が山積み。

三栄ハウス
http://www.saneihouse.co.jp/
煙台東洋三栄木業有限公司
http://japan.alibaba.com/companydetail/5000504.html


さァ、ユニクロ木材&建材、スタートっ!


■日中の技術者養成機関が姉妹提携協定を締結   2006/03/16 (Thu)

日本の森林技術総合研修所と中国の北京林業管理幹部学院が2月27日に姉妹提携協
定を締結した。昨年7月に北京で開催された、前田直登・林野庁長官と周生賢・中国
国家林業局長による第1回定期対話(「林政ニュース」第274号参照)での合意事項
が実現。今後、職員や研修生の交流、日中協力による研修カリキュラムの開発などを
推進する。


◆特恵関税制度
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/t_kanzei/index.html
1.一般特恵関税制度の意義と導入の経緯
 一般特恵関税制度(GSP : Generalized System of Preferences)は、開発途上国
の輸出所得の増大、工業化と経済発展の促進を図るため、開発途上国から輸入される
一定の農水産品、鉱工業産品に対し、一般の関税率よりも低い税率(特恵税率)を適
用する制度です。
 国連貿易開発会議(UNCTAD)において、南北問題解決の一手段として先進国から開
発途上国に対し一方的に便益を与える特別の措置として検討がなされ、制度の枠組み
が合意されました。日本はその合意に基づき1971年から実施しています。



★割り箸に見る環境問題
http://www.sanshiro.ne.jp/activity/99/k01/6_18prs2.htm
それに合わせて大手商社が海外での割り箸製造に力を入れたのが、輸入箸の急激な伸
びを促したのです。これに対して危機を抱いた国内製造業者が、関税の引き上げを求
めたのですが、1999年1月からむしろ5.2%から現行の4.7%に引き下げられてしまし
た。

◆割り箸の問題点
http://www.sanshiro.ne.jp/activity/99/k01/6_18prs3.htm
毎年、200億膳の割り箸に相当する量の天然林が、 割り箸のために伐採されていま
す。これに対し、植林は実際ほとんど行われていません。



■日本の割り箸がピンチ、中国側が大幅値上げを要求
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0113&f=column_0113_002.shtml
それでは、消費者に価格転嫁できるだろうか。私はこの際、「転嫁キャンペーン」と
でも言うべき運動が起きてもいいと思う。仮に転嫁しても、現在の小売り価格は1膳
で3-4円だから、4-5円程度になるだろうか。コンビニで「割り箸、お付けしま
すか」と聞かれて、「お願いします」という客に4-5円を払ってもらうのだ。払い
たくない客は、自分の箸を常に持ち歩けばいい。


■割り箸 集合館
http://www.sa3434.com/p9zhm.htm
割り箸を集めてみました。
等級や袋入りも合わせれば、割り箸は120種類以上もあります。


■広告つきの間伐材割り箸が価格の壁を乗り超える
http://eco.goo.ne.jp/education/eco_seminar/sympo/2003/houkoku01-1.html
コンビニエンスストアで配られている割り箸1膳の単価は約 1.3円。これを国産材に
切り替えると5円。ほぼ4倍近くになります。1年間に 250億膳ほど消費されるのを
国産材にしたら膨大なコストを支払わなければならない。コンビニエンスストアとか
スーパーなど大量に消費するところは、中国産の割り箸を使わざるを得ないという状
況です。


■第21回 高まる資源保護意識
-割り箸生産、輸出の適否に関する調査-
http://www.chinavi.jp/kkoramu21.html
最近、中国で割り箸の生産および輸出に対して、「資源の浪費ではないか、資源を廉
価に輸出していることにならないか、環境破壊ではないか」という批判が少なからず
ある。割り箸の販売価格は、200組で9元、1組0.45元(約5.85円)である。生産コス
トは、1組0.3元程度といわれている。

日本は、中国製割り箸の一大輸入国である。中国の税関統計によると、割り箸の
輸出額は1億6,000万ドルで、このうち日本向けが70~80%を占めているだけに、日本
もこの議論の行方に対する関心は高いだろう。日本の商社マンから、「中国の輸出業
者、生産者の話では、割り箸用の木は、間伐木を利用しているので問題ないと聞く
が、実際は輸出による利益獲得のために、本来は伐採禁止の木も切っているのではな
いかと懸念する。」という声を聞くこともある。


■割り箸市場の現状
http://www.tosucci.or.jp/ct/nishiki/pim/pim.htm
割り箸の消費は年間約250億膳でその90%が輸入に依存しています。
輸入先は韓国・フィリピン・インドネシアなどからでしたが80年代後半よ
り中国からの輸入が急増し、現在は大半を中国に依存しています。

市場の約10%に相当する国内総生産の割り箸は、間伐材から生産されてい
ますが輸入製品の大半を占める中国では、皆伐方式が採用されています。

そのため中国の森林は、10年以内に枯渇してしまうと主張する専門家の意
見もあります。(皆伐方式とは森林を丸ごと伐採し原木から箸を生産する
方式)

年間約250億膳の内、飲食店用が65%・弁当用が15%(コンビニ5%)・家
庭用が20%と推定される消費量。

竹割り箸は、防カビ剤・漂白剤を必要とするものもあります。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
吉┃通┃信┃  木材  No.008
━┛━┛━┛  yositanaka@nifty.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛

【日本杉のツーバイフォー】

Subject: 【日本杉のツーバイフォー】
Date: Tue, 7 Mar 2006 23:15:36 +0900


◆【日本杉のツーバイフォー材】

2X4(38ミリ×89ミリ)の木材が、世界で一番売れる寸法。

だったら、日本の杉で作って、アメリカ年間5億立米市場に、
日本の杉ツーバイフォーをぶち込んで見たくなりませんかっ!

強度もあんまり変わらない?

http://kimura-bussan.com/dekki.htm
材木名   生産国 比重 MC15% 曲げ強さ ヤング係数

SPF 北アメリカ 0.35~0.5 500~610 75~105

杉 日本 0.38 600~650 75~76


材木名   圧縮強度 色 辺材/芯材   強度 耐久性・特徴

SPF   305~430 白色・薄黄色  耐久性に弱く、防腐処理が必要

杉   310~350 白色・薄紅色 耐久性に難あり 虫害に弱い


【SPFとは】
http://www.emply.co.jp/pg_4/no8/no8.htm
【北欧White Woodとは】
http://www.emply.co.jp/pg_4/no7/no7.htm

一般のツーバイフォー住宅に使用されているS-P-F材とはどういう性質をもっている
のでしょうか? ウッドデッキに利用しても大丈夫でしょうか?
http://wwwsoc.nii.ac.jp/wtak/hatena/answers/a96.html




住宅&木材マーケットが多様化、激変化するなら、
企業は独自のマーケティングでしっかり戦略実行!


日本製紙は、【環境】。
大和ハウスは、【健康】。


日本製紙の方より。


◆世界的な【木材インフレ】に入った。

インド、中近東、アフリカ、パキスタン、
中国と後進国の木材需要が伸びてきている。

欧州メーカーも、この地域への下材が高く売れ出した。

ヨーロッパも景気が上向きで国内需要が伸びている。

日本よりアメリカ東海岸の方が近いので
欧州メーカーもアメリカ市場へ傾倒中。


ロシアの赤松丸太 立米 ¥18000

日本の杉丸太   立米 ¥10000


ロシアの丸太価格が上昇中。中国が買いつける。

日本の杉価格が割安になり、国産木材シフトも。

10万ヘクタールの社有林
すべてに森林認証を取得する。

福島県は、4月1日より県民一人あたり
年間1000円の環境税を徴収する。県土7割の林業へ。
http://www.pref.fukushima.jp/zeimu/shinrin.pdf

日本製紙で福島勿来にバイオマス発電のプラント第一号を
建設。法律で燃やせなくなった家屋の解体材を発電する。

日本各地にこのプラントが広まっている。

石油相場の下落が考えられなくなって
木質バイオマス発電は需要増だと予測。

日本製紙木材
http://www.np-l.co.jp/

日本製紙グループ
http://www.np-g.com/

日本製紙 勿来 発電
http://www.nef.or.jp/award/kako/h16/p03.html

日本製紙 バイオマス発電
http://www.np-g.com/news/news05072801.html

日本製紙 森林認証の取り組み
http://www.np-g.com/news/news03080701.html



◆【大和ハウス工業】
http://www.daiwahouse.co.jp/

■奈良県立医大に寄付講座、大和ハウス

大和ハウス工業は4月から、奈良県立医科大学(奈良県橿原市)に委託し、寄付講座
「住居医学」を開講する。総額約6億円(年間約1億円)を寄付する予定で、期間は
6年間。研究内容は従来の「健康を悪化させない住宅」、「健康を維持する住宅」と
いう対策ではなく、医学的見地からの考察、検証を加える内容とするという。


■インテリジェンストイレ標準化、大和ハウス

大和ハウス工業は今月から、在宅健康チェックシステム「インテリジェンストイレ」
を、戸建て住宅(企画型や一部3階建て商品を除く)に標準で搭載を始めた。TOT
Oと共同開発し昨年4月から販売しているもの。同トイレは、尿糖値や血圧、体脂
肪、体重を測定。測定したデータを保存し、トイレの計測器と接続したパソコンに蓄
積して、健康管理ソフト「健康かんりくん」で、測定したデータの変化をビジュアル
で確認できる。(2006年2月8日号)



┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
吉┃通┃信┃  木材  No.006
━┛━┛━┛  yositanaka@nifty.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛



安心・安全は、安くないぞっ。


■「安心・安全大国」目指す、今年度国交白書の骨子案

国土交通省は2月21日、今年度の国土交通白書の骨子案をまとめた。自然災害の多発
に加え、構造計算書偽装問題、アスベスト問題、JR西日本福知山線脱線事故のよう
な国民の安全への信頼を揺るがす事態が発生。「安心・安全大国」を目指して、建築
物の安全・安心に対する信頼回復や、防災などへの総合的な取り組みなどに取り組
む。白書は3月中旬にもとりまとめ、国会へ提出する予定だ。



お安くするため、民間企業はリスクを張って国境を越えます。

◆ アイダ設計、中国にCADセンター 分譲設計移し注文住宅を強化

戸建て分譲住宅大手のアイダ設計(埼玉県さいたま市、會田貞光社長)は、中
国にCADセンターを設立したと発表した。分譲住宅のCAD設計業務を移管する。
(詳細は日刊木材新聞18年2月23日付8面で)


◆ 吉貞、中国で合弁会社 CAD入力業務に本腰

吉貞(高崎市、吉田貞隆社長)は中国で合弁会社を設立し、プレカットCAD
入力業務を本格化する。国内で10日前後かかっていたプレカットの見積もり業務を
4~5日で対応。人件費などのコスト削減を図るとともに、他社プレカット工場から
の外注にも対応する。(詳細は日刊木材新聞18年2月17日付8面で)

【チャンス、ニッポン材】

Subject: 【チャンス、ニッポン材】
Date: Mon, 20 Feb 2006 22:36:10 +0900


【3000万トン】

世界中の樹を切り倒して建てた1500万戸の
家が地震に弱いので、お上が建て替えろと。

一棟に20㌧の廃棄物が出るので三千万㌧。
中国では、100年住宅建てていきましょう!

中国は木材不足。日本は木材余り。チャンス。

石油争奪戦に巻き込まれる前に、木質燃料。


◆【バイオマス日本総合戦略】
http://www.maff.go.jp/biomass/senryaku/senryaku.htm
http://www.maff.go.jp/biomass/senryaku/senryaku.pdf

◆バイオマス情報ヘッドクォーター
http://www.biomass-hq.jp/


バイオマスで村興し! 新会社も続出中。

◆【岡山・真庭】から始まるバイオマス革命
http://eco.goo.ne.jp/education/kanbatsu/kanbatsu2005/03_02.html

◇真庭バイオマテリアル
http://www.maniwa-bio.jp/

◇岡山真庭市 【バイオマスタウン】
http://www.city.maniwa.lg.jp/webapps/www/event/detail.jsp?id=674
【バイオマス活動】
http://www.jora.jp/txt/katsudo/pdf/biomass_n.pdf


◆【熊本水俣市】に間伐材の工場出現!
http://www.e-kbda.jp/modules/mydownloads/visit.php?cid=1&lid=6
■■■新たな工場の立地協定が調印されました!■■■
●ASBエコウッド株式会社が水俣市に進出(12月14日調印)去る12月14
日、熊本県庁において、ASBエコウッド株式会社の水俣市での工場建設に
伴う立地協定の調印が行われました。

ASBエコウッド株式会社は、株式会社林本建設(静岡県浜松市)などが出資
し、昨年4月に水俣市に設立された会社で、建設される工場では、特殊加工技術によ
る間伐材等を利用した集成材(ストランドボード等)の製造を行う計画です。

また、製品化できない木くず等については、燃やして発電するバイオマス発電
装置を同工場内に設置するなど環境にも配慮した工場となる予定です。

今回の工場建設による総投資額は75億4,300万円、工場敷地面積は
49,000㎡、建築面積は18,888㎡で、本年4月から着工し平成20年3月
に操業開始の予定で、地元を中心に80名を新たに雇用する計画です



中国の方が、モノを大切にされるようです。

◆木材:大幅不足の見通し「節約でも世界に追いつけ」02/15(水)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0215&f=business_0215_003.shtml
中国では、木材需要が大きく伸びており、2015年までに1.4-1.5億立方
メートルの木材が不足するという。14日付で中国新聞社が伝えた。

中国では、2010年までに木材総合利用率を65%以上に、木材防腐処理率(防腐
処理された木材の割合)を5%程度にまで高める方針。これにより、木材消費量を年
平均で4000-5000万立方メートル節約できる見通しだ。

現在のところ、中国の木材総合利用率は約60%、木材防腐処理率は約1%で、木材
資源を十分に活用しているとはいえない。世界各国の一般的な木材総合利用率は80
%、木材防腐処理率は15%程度だという。



少し前の日本のように、中国が世界中の木材を買い漁ります。

◆原生林を手中にする森林大王~安信集団・盧偉光 05/07/01
~アマゾン川の英雄となった中国地主~-齋藤浩一
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0701&f=column_0701_001.shtml
1994年、家族が工面した30万元の資金をもとに、温州市に28平方メートルの
床材専売店をオープン。これが、盧偉光率いる安信集団の原点だ。事業は順調に成長
し、アマゾン川流域で購入した原生林は約1000平方キロメートル。ブラジルの
ルーラ大統領が肩をたたきながら「ブラジルの1万戸があなたの事業につながってい
る。資源を有効活用されていることに感謝する」と述べたほどだ。2004年の売上
高は7億元で業界トップ。自らの森林を蓄えることに熱心で、床材産業聯盟の結成に
向けても動き出している。



血税は、どのように使われますでしょうか?

◆林野庁 平成18年度予算
http://www.rinya.maff.go.jp/policy2/h18yosan/h18juuten1.html


--------------------------------------------------------------------------
~木に関する情報を共有しよう~
「全国木偏のNGO/NPOサミット2006 in 東京」開催のお知らせ
--------------------------------------------------------------------------
最近は緑の列島ネットワークや木の家ネット、あるいは森づくりボランティア
団体など、さまざまなグループが各地で森林や林業、木材、木造住宅に関する
活動を展開しています。しかし、それらグループの横のつながりはまだまだ希
薄で、情報が共有できていないように思われます。そのため、活動の輪を拡げ
たり、活性化を図ったりといったことが思うように進められないグループも多
いのではないでしょうか。

一方、森林や林業、木材、木造住宅などに関心を持ち、それらについて勉強した
り、あるいは何かしらの貢献をしたいという一般市民・消費者も、自分がイメー
ジする活動や催しを探し出して参加するためには、いくつものホームページを渡
り歩いたり、多数の雑誌・新聞に目を通したりしなければ必要な情報を入手する
ことができません。

そこで、まずは「木」に関するグループが情報を共有したり、あるテーマについ
て議論したりすることができるようにするためのネットワークを作り上げよう、
そのための話し合いをしようというのが今回のサミットの趣旨です。そして可能
ならばサミットの議論を踏まえ、実際にネットワークを立ち上げて情報交流をス
タートさせるとともに、各参加団体が主催する催しなどの情報を一覧できるシス
テムを構築して、一般市民・消費者がそうした情報を簡単に入手できるようにし
たいと考えています。

※もともとこのサミットは、大分県日田地区の林業・木材産業関係者が立ち上げ
たNPO日本の杉桧を守る会( http://www.sugi-hinoki.ne.jp/sh_top_r.htm )が各地
のNGO・NPOとのネットワーク化を図ろうと昨年3月に開催した第1回サミット
が出発点となっています。その第1回サミットは、まず関係者が顔を合わせるこ
とを目的としていたこともあり、最終的な取りまとめとは、ネットワークの必要
性を相互に確認するという段階にとどまりました。今回はそれをさらに発展させ
ネットワークの具体化に向けた道すじをつけたいと考えています。

<全国木偏のNGO/NPOサミット2006 in 東京>

【日 時】2006年3月4日(土)10:00~17:00
【場 所】ホテルリステル新宿 http://www.listel.co.jp/
【内 容】
10:00~10:20 開催趣旨・主催者挨拶
10:20~11:00 基調講演 「四国森づくりネットの誕生と将来ビジョン」
       四国の森づくりネットワーク会長・田岡秀昭氏(森昭木材社長)
11:00~11:30 セッション1「森林整備ボランティア活動」信州フォレストワーク
11:30~12:00 セッション2「木材の地産地消活動」緑の列島ネットワーク
13:20~13:50 セッション3「海外・国内林業問題の政策提言活動」
       日本の杉桧を守る会 & FoE Japan
12:00~13:00 ランチパーティ(セッション2の後)
14:00~15:00 グループワーク
15:10~15:30 休憩
15:30~16:15 全体討論(コーディネーター:赤堀楠雄さん、持立真奈美さん)
16:15~17:00 取りまとめ
17:30~20:00 懇親会

【費 用】会議参加費1,000円(昼食・コーヒー込み) 懇親会4,000円
【主 催】国際環境NGO FoE Japan、日本の杉桧を守る会
【後 援】森づくりフォーラム
【助 成】国土緑化推進機構「緑と水の森林基金」
【締 切】会議参加申し込み 2月24日(金)
【お問合せ先】
Eメール: nakazawa@foejapan.org または FAX:03-3951-1084 まで。



┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
吉┃通┃信┃  木材  No.006
━┛━┛━┛  yositanaka@nifty.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛