【吉配信2004年上半期総括】

From: 田中　吉成
To: 吉配信
Subject: 【吉配信2004年上半期総括】
Date: Fri, 25 Jun 2004 23:52:22 +0900


　　　　「勝つことが、正義ではない。」　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　20年間無敗の麻雀師


No.1信仰も、しだいに薄れていきますか。

アメリカ人は、
弱い者に優しく、No.1に立ち向かう人が大好きという一面も。



ＢｏＡちゃんのオープニング。天童よしみ反則のアオザイ姿。
紅白歌合戦から、もう半年。2004年も折り返しです。

200通ものとんでもない迷惑メール、大変失礼いたしました。
下半期は、テーマを絞り込みまして数少なくお送りしたいとっ。




『東アジア共同体　　構想から現実へ』　　　　　日経新聞　6月24日第二部

『アジアで利益1兆円　上場企業　前期44％増』　日経新聞　6月25日トップ


『アジアが　熱い』　　 三菱商事

『深く、広く、アジア』　三井物産


【アジア】がスタートしましたッ。


2020年、中国のＧＤＰは日本と同じに。
2020年、日本人の半分が50歳以上へ。

15年前の1990年、バブル景気で日本は独りで勝ち誇って。
15年後の2020年、東アジア共同体の一員になってますか。

ＦＴＡ（自由貿易協定）を、タイ、マレーシア、韓国、フィリピン、インドネシア
そして中国と次々と結んでいけば、東アジア域内での関税はなくなります。

品質のいいものが、最も安い価格でアジア中から集まります。
生産者保護から消費者保護への動きになっていきます。

人も自由にアジアを駆け巡ります。スリ集団もやってきますが、
アジアの悪はアジアの善で退治していきましょう。



『中国産構造用集成材　猛烈な伸び』　日刊木材新聞　6月25日トップ


お隣の中国で、毎年1000万戸のお家が建っていきます。
住宅メーカー、建材メーカー、建材流通にとって莫大なチャンス到来。

木材だって、国産木材を小さくなる日本市場で売ることなど考えないで
アジアの若者達と日本の荒れる山々から伐採して“国際木材”として
いちごの甘王やりんごの王林などのようにアジアへの輸出だって。


吉配信の最近のテーマ「環境」と「中国」は、矛盾しないはず。

“人間が正しい生き物である”という前提であれば、
豊かになる中国人も環境を進める日本人も正しい。

たまたま先に豊かになった日本人。
水俣病や原発もんじゅの事故、荒れる山林などの失敗談を中国へ教えて。


日本の中にアジアができて、アジアの中に日本ができていきます。
老後は、上海、ソウル、台北、バンコック、それともバリ島あたりに。


明るい未来の2020年【ザ・ボーダレス・アジア】に向かってっ！



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yositanaka@nifty.com
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【声】をいただきました。ありがとうございましたっ！



・長い＝それは言えます、配信を溜めると読むのが大変。
・回数が多い。＝回数は１日２回まで、問題は回数より内容。
　　　　　　とても為になる、お礼を申し上げたくなる配信も数多くある。
・自己主張が強い。＝あって当然、必要なことです。
・作者の意見がない。＝評論家やニュースキャスターじゃないからね、嫌みがなくて
　良い。
・アジア・中国に片寄りすぎ。＝時流に合っている。
・Ｑさんは嫌い。＝Ｑさん大好きです、続けてください。
・つまらん。＝時々つまらない配信もあるけど、作者のユーモアが良い。
・くだらん。＝おもしろい！ときどき一人笑いをしながら読んでます。
・下品。＝全然ない。



するどいですねー！
万人受けする物は、もうないですよ。
ユニクロだってそれにつまずいて個性を打ち出しています。
いろんな情報は、何処でも自由に手に入ります。
手に入らない物に価値があるのでは、、、
もっとマニアックになり、それを受け付けない人は省いて
自分の道を行かれては、、、

その道が、道となる　行けば分かるさー！だー！
アントニオ猪木



小生も「Ｂ型」「末っ子」のせいか、【吉配信停止の際はすぐに】に記載されている
違和感は今まで感じたことがありませんし、今後も無いと思います。

アジア・中国関係は今までまったく興味が無かったのですが、【吉配信】をきっかけ
に目を少しずつですが向けるようになりました。ありがたいことです。
もちろんＢＯＡちゃんもかわいいと思いますし・・・

好奇心が散漫であるがゆえに、読んでいる人全てが納得する内容は作れないとしても
多くの人が色々な情報の中から自分の興味ある事をピックアップできるという強味は
あると思います。

朝メールを開き【吉配信】が来ないと寂しい思いをしています。我らが師（開高健）
が「この時代、考えることが出来る人にとっては喜劇であり、感じることが出来る
人にとっては悲劇である。」という名言を残しているように、同じタイプの人間だけ
で社会が構成されている訳ではなく、全ての人から共感を得られることは不可能
ですが、どうか共感している人間もいるという事を忘れず、あせらず、腐らず、
ゆっくリズムでがんばってください。

もし腐ってしまったらロッドを片手にコスタリカのターポンでも、カナダのレイン
ボーでも、はたまた中国の青魚・草魚でも釣りに行ってしまえばいいのです。
釣り場でまた頭を抱えることになっても、ね。



『吉配信』は、
小さな出来事～アジア～経済など幅広いことを知ることができ、勉強になります。



とんでもありません、大変有意義に拝受させて戴いております。
時には身近に、時にはにやにやと朝開くのが楽しみです（日課）
今後も宜しくお願いします。