【吉配信】~森とヒトと

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Thursday, May 11, 2006

【中国に世界最大の木材加工基地出現!】

Subject: 【中国に世界最大の木材加工基地出現!】
Date: Tue, 26 Apr 2005 23:07:49 +0900


『20年後の世界を先に想定して、
 2年後の計画を立ててください。』  【孫正義】


★【アジアシリーズ】 孫氏プロデュース
http://asia.npb.or.jp/



東京・新木場に2本あるNECビルの社員食堂には、
若手中国人プログラマーが新入も入っていっぱい。

定食に生卵付けてもらってぶつけてやろうかと隣席
に座ったら、こちらよりセンスのいい高価なスーツに、
美しい流暢な日本語を話しているので、こちらが
中国人であちらが日本人に見えたので、大人しく。

「ほうら見ろ」と中国嫌いな日本人は大騒ぎですが、
10年後のボーダレス・アジアを想定した日系企業は
戦略変えずに、しっかり中国へ投資、誘致、売込み。

なぜ、反日の中国へ企業も個人も出て行くのか?
A:利益を上げて食べて行かないといけないから。


■【コモディティ化の50%の原因は中国】 吉田繁治氏

「コモディティ化=価格低下」の原因は、(i)農村人口が膨大な中国の
現場労働の賃金がGDPの成長にもかかわらず上っていないこと、
(ii)加えて30%くらいの元安要因によるものが、50%でしょう。


商社がセオリーどおりに中国に木材加工団地に日系
企業誘致を進めれば、建材卸が日本式の定食販売。

中国ではスケルトン(躯体骨組)だけ先に買って内装を
バラバラに買うのが常識でしたが、内装もコーディネイ
トした日本式販売を大手建材卸が始めたら評判上々とか。

日本は卸や中間流通が多すぎですが、共産主義の中国
は卸や問屋がありませんでした。モノの不足する成長経済
では、商品をたくさん扱える中間流通にチャンスありですね。

逆に、日本では中式(中国式)に、スケルトンだけの家を売って
内装は自由に選べるスタイルがマンションや一戸建てで流行中。

【無印良品の家】は、まさにその中式スタイル。


中国に世界最大の木材加工基地が出現します。
日本へ輸出する集成材生産国は、国単位では、中国がダントツNo1。
2003年比145%成長。世界の木材を吸い込んで吐き出す加工国へ!

日本の建材メーカーが、プレスリリースで日本脱出宣言。


◆ 福建省に中国最大の木材加工基地建設 初のくん蒸土場も整備

中国政府がこのほど福建省田(プーティエン)市郊外にある秀港で同国初めて
の木材くん蒸土場設置を許可したことを受け、田市当局や地元木材業者等が同港周辺
で中国最大の木材加工基地建設を始めた。3万トン級バースの建設や木材加工団地を
整備する。誘致企業のために税制などで各種優遇措置をとる。三菱商事は内外企業の
誘致などで側面支援する。(日刊木材新聞4月15日付)


◆ 特集・中国3大建材展の一つに日本企業14社が集結!!
第10回中国国際建築装飾材料展覧会

中国・大連で3月18日から21日の期間、開催された「第10回中国国際建
築装飾材料(用品)展覧会」に、ジャパン建材(東京都、中本敏宏社長)を窓口に日
本の住宅資材関連企業14社がまとまって参加した。「これからは中国の住宅もスケ
ルトンではなく、内装を含んだ提案を進めていかなければならない。是非、日本から
も提案を進めて欲しい」との大連市の住宅関係局長の要望を受けて実現したもの。日
本コーナーでは350平方メートルの敷地に2階建ての木造住宅(1階=在来、2階
=2x4)を展示して、その中に実際の日本の住宅設備を使用する形で紹介した。
(日刊木材新聞17年4月7日付)


■ニチハ プレスリリース   2005年4月21日
中国浙江省・嘉興市に外装材の生産会社を2社設立
http://www5.mediagalaxy.co.jp/nichiha/company/whatnew/index.html
【背景とねらい】
日本では、将来的に人口の減少が見込まれており長期的には住宅市場の伸びが期待で
きそうにありません。そのため、建材業界では市場の縮小に伴う供給過多から価格競
争が一段と激しくなっており、当社もコスト構造の抜本的改革という大きな課題を抱
えています。そこで、コスト競争力の高い中国に生産拠点を設けることによりさらな
る効率化を図ります。

また、これまで当社では、日本市場の縮小傾向の下、今後の成長戦略として海外市場
への進出を検討してまいりました。特に中国は、近年のめざましい経済発展を背景と
した住宅需要の急速な拡大・レンガ使用禁止に伴う代替壁材の必要性等から、市場と
しても有望であると考えております。

今回進出する浙江省嘉興市は、経済成長の著しい上海市・江蘇省・浙江省を含む華東
地区の中心に位置し港にも近いなど国内外への交通の便がよいことから、生産拠点と
して選定しました。

これまでトップメーカーとして日本国内で培った商品開発力・生産力・営業力を基盤
に中国への進出を行うことで、昨年4月から始まった中期三カ年計画の全社経営目標
である「新たな成長モデルへの挑戦」を図ってまいります。



■昨年の木材輸入額は1兆2500億円、9%増 2005/04/18 (Mon)

【林野庁2004年木材輸入実績】  集成材の統計にご注目!
http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h17-4gatu/0415a.pdf



◆【難波和彦】 無印の家仕掛け人
http://www.kai-workshop.com/

■【無印良品の家】 コンセプト
http://ryohin-keikaku.jp/ryohin/house.html
いかによりよく住まうか。この基本的な問いをまず発してみてはいかがでしょうか。
そこから自由にご自身の住まいを構想してみてください。夢を語るのではなく、現実
として。ただし、その形を「2DK」とか「3LDK」などという記号に置き換えることを
やめてみましょう。不動産売買のチラシにいつの間にか影響を受けて、本来は自由で
あるはずの住まいの姿が私たちの意識から遠ざかっているかもしれません。豊かさの
ひとつは、人それぞれの営みにふさわしい住まい方を発見していくことではないかと
無印良品は考えています。

ふたつ目は居住空間としての「インフィル」への取り組み。建築の構造体を「スケル
トン」と呼び、目的に合わせてしつらえる内部を「インフィル」と呼びます。マン
ションの老朽化やビルの空きスペースの増加が問題となる日本では、インフィル再生
への対応が今後は大変重要になっていきます。無印良品は、床・壁・天井・水まわり
・収納などを極めてシンプルに再構築するプロジェクトに挑戦しています。その第一
号は、合理的な収納を考えつくすこと、そして空間の分割を廃することにより、ゆっ
たりした一室空間として誕生しました。生活の変化に応じて間取りを自在に変化させ
ることのできる新し住まいです。無印良品のすべての製品がこの空間にベストフィッ
トすることは言うまでもありません。
 これらをさらに発展させて、木造住宅、そしてコンクリート住宅の構想も進んでい
ます。よく工夫された日用品が良質な生活を育み、そこから優れた「住まい」が生ま
れる。無印良品は着実に、そしてていねいに「家」に向かいます。



さぁ、10年後のボーダレス・アジアに向けて。

■(4/22)キャプラン、中国最大の人材派遣と提携

伊藤忠商事系の人材紹介会社、キャプラン(東京・港、井坂博恭社長)は中国最大の
人材派遣会社、北京外企人力資源服務(FESCO、北京市)と日中間の人材派遣・
紹介事業で提携した。相互に協力して日本では中国人の派遣を、中国では日本人の派
遣を手掛ける。2007年以降に大量に定年を迎える団塊の世代の技術者などに中国でノ
ウハウを発揮する機会が増えるとみている。

両社はそれぞれ希望者に語学やビジネスマナーの研修を実施する。中国向けの日本の
人材としては製造業務や生産管理の経験者、営業職などを見込む。一方、中国からは
日本で不足気味のシステムエンジニアやプログラマーなどを想定する。

最終面接までは中国にいながらテレビ面接などで選考試験を受けられるサービスも提
供、希望者の負担を軽減する。まず今年は両国で50人の就業を目指し、2年後には
300人を目標にする。両社は生活や仕事についての相談に乗る態勢も整える。



◆ クラゴが取り組む中国の生産基盤固め 高付加価値製品の供給に取り組む

クラゴ(東京都、五十嵐秀幸社長)は中国で製材・集成材生産の基盤を固め、
多様化するニーズに対応する。同社の合弁会社である樺山木業(大連)有限公司と完
全子会社の幸圓木業(大連)有限公司の取り組みを紹介する。
(日刊木材新聞17年4月16日付)


◆ 伊藤忠建材、フローリングで米・中・日3国戦略 バーボンオーク樽利用

伊藤忠建材(東京都、谷山順一社長)は米・中・日の3カ国をリンクさせてム
クフローリング事業を構築。バーボンウィスキーの樽を中国でフロアに加工して日本
で販売する。(日刊木材新聞平成17年4月5日)


◆ 上海の木材関係者、杉産地・都城を視察  加工技術に関心示す

木材輸出振興協議会が招いた中国・上海市の木材関係者一行が宮崎県都城市を
訪れ、原木市場や製材工場を視察した。加工技術や利用方法に関心を示した。
(日刊木材新聞平成17年4月5日付)



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┠吉┨┠配┨┠信┨
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yositanaka@nifty.com
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宮崎の森林組合長は、立場上、ブーメランは絶対ダメだと主張しますが、
誰かが、丸太を日本から中国へ持って行って加工して逆輸入しますね。


■EOL:「木づかいのススメ」シンポジウムのお知らせ
http://www.eco-online.org/contents/topics/kizukai20050419.html



(3)間伐等推進総合対策の推進について
                 (林野庁)

 林業経営の採算性の低下等を背景に森林所有者の施業意欲が減退し、間
伐の実施が不十分な現状にあります。

 このため、平成12年度から5年間で約150万ヘクタールの民有林を
対象に緊急かつ計画的な間伐を進める「緊急間伐5カ年対策」に取り組み、
間伐目標面積の達成、間伐の推進に向けた取り組みの浸透など、大きな成
果を上げました。また、間伐材の利用量も年々増加する傾向にあります。

しかしながら、路網の未整備等により、依然として間伐の必要な森林が
残っている状況にあることから、今後も積極的な間伐の推進が必要です。

これらを踏まえ、平成17年度からは、地球温暖化防止森林吸収源10カ
年対策の第2ステップの取り組みの一環として、新たに民有林において、
年間概ね30万ヘクタールの間伐の実施を目標に「間伐等推進3カ年対策」
に取り組むこととしております。

 今回は、その「間伐等推進3カ年対策」の概要についてご紹介します。

 詳細については、林野庁ホームページ
 http://www.rinya.maff.go.jp/seisaku/sesakusyoukai/kanbatu2/top.htm
をご覧ください。

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