【国産材戦略開始 Ⅳ】

Subject: 【国産材戦略開始　Ⅳ】
Date: Mon, 25 Jul 2005 22:51:38 +0900


地球環境に、国境も、県境もございません。

富士山の山頂を、今だに、山梨県と静岡県が取り合いです。

「廃藩置県」ならぬ、「廃県置州」が日本林業を変えます。
県産材という名が消え、【州産材】が新たに生まれます。

日本円が360円から100円に上がって国内林業が崩壊したなら、
人民元が切り上げられれば中国が世界の木材を買い漁ります。

地球上の森林資源は、3500億立米。人類の年間使用量35億立米。
日本の使用量は１億立米。スギが３％、ヒノキが２％の成長量です。

日本国土の67％が森林で2500万㌶。
中国が昨年1年で500万㌶の造林！

設備投資激増の鉄鋼スチールが近い将来供給過剰で暴落すれば、
年間着工450万戸の中国住宅はスチールに。木造率はたった１％！

中国造林の伐期が来る前に、鉄鋼相場が大暴落する前に、
宮崎県、秋田県、住友林業、中国で日式木造住宅ブーム作ってぇ～ッ！

中国市場は、日本の山林を生き返えさせる《ラストフロンティア》。



◆上海で輸入果実のすごさを知る
http://asianet.cocolog-nifty.com/nippon/
中国政府が人民元を２．１％切り上げることを発表した。
【切り上げは、「ニッポンを売る！」には追い風になる。】



◆松下幸之助が提案　【廃県置州】　―大を小にー
http://www.doshusei.com/column/040531/
【道州制．COM】
http://www.doshusei.com/index.html



◆２％切り上げの背景：人民元問題を巡る統計データ　 2005/07/22(金)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0722&f=business_0722_003.shtml



◆林業の6大プロジェクト、04年の造林面積480万ha　《人民日報》
http://j.peopledaily.com.cn/2005/07/24/jp20050724_52046.html
国家林業局が23日発表した「2004年6大林業重点プロジェクト統計公報」によると、
中国大陸部の生態関連事業の6大重点プロジェクトによる昨年の造林面積は、480万
2900ヘクタールだった。全国の造林総面積の85.79％を占めた。



■ 猛烈な中国需要　　素材産地の規制誘発

「世界の工場」中国の素材需要が衰えを知らない。素材産地で加工能力も備え
る東南アジアでは中国向けに必要素材が流出し、国内加工業の衰退が問題化し、輸出
規制に動き出した。（詳細は、日刊木材新聞平成１７年７月１２日付１面で）


■　「道州制特別委員会」を設置、全国知事会
Date : 2005/07/15 (Fri)

全国知事会が「道州制特別委員会」を設置、４日に第１回会合を開催した。同委員
会には29都道府県の知事が参加し、委員長に和歌山県の木村良樹知事を選出した。
「道州制を含む広域自治体のあり方に関する諸問題につき協議し、適切な対策を推進
する」のが目的。


■　第１回日中林政トップ対話を18日に開催、年１回の定期化で合意
Date : 2005/07/21 (Thu)

　日本と中国の林政トップ対話が定期的に行われることになった。18日に北京の国家
林業局で前田直登・林野庁長官と周生賢・国家林業局長の間で定期対話の設置に関す
る覚書（備忘録）が署名交換され、相互理解と連携強化等を促進することについて申
し合わせた。今後、原則として年に１回、日中で交互に会談を行う。昨年９月に中国
で開催された「第１回日中農業担当省事務次官級定期対話」で、日本の石原農林水産
事務次官が、林政トップレベルの定期対話開催を提案していた。


■　新生国有林「林野労組」来年２月10日発足へ　／　「林業塾2005」塾生募集
Date : 2005/07/22 (Fri)

　国有林野事業に関わる２つの労組＝全林野労働組合と日本林業労働組合は20日、両
組合が来年２月９日に解散し、翌10日に新組織を結成すると正式に発表した。新組織
の名称「全国林野関連労働組合」（略称・林野労組）」がこのほど決定し、河田（全
林野）、松永（日林労）の両組合書記長が、林野庁内で揃って記者会見した。昭和34
（1959）年の分裂以来、47年ぶりの一本化となる。

【募集情報】「林業塾２００５」塾生
日　時：８月31日～９月３日
場　所：三重県海山町
講　師：速水亨、富村周平、牧大介、白石則彦ほか
参加費：10万円（学生５万円）
締　切：８月13日
主　催：（株）森林再生システム
詳しくはこちら↓
http://www.re-forest.com/juku2005/page_1.htm


■プロ野球マスターズリーグに対する木づかい応援団の委嘱（林野庁）

京都議定書の目標を達成するとともに、国土の保全や地域経済の活
性化などを図るためには、国産材の利用を積極的に進めることが重要
です。
　農林水産省では、国産材の利用の意義を国民の皆さんに幅広く訴え
るため、平成１７年度から「木づかい運動」として、ＰＲ活動を強化しま
す。特に、１０月を「木づかい推進月間」として集中的な取り組みを実
施します。
　このような「木づかい運動」を国民運動として展開して行くに当たり、
イメージキャラクター（愛称：木づかい応援団）を、プロ野球マスターズ
リーグに委嘱することを決定しました。

　詳細については、
　http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h17-7gatu/0719-b0.pdf
をご覧下さい。




┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
吉┃通┃信┃ 　木 　No.004
━┛━┛━┛　　yositanaka@nifty.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛