【吉配信】~森とヒトと

http://yoshi-mori.blogspot.com/ --- 過去の「吉配信」のなかから、「木材」「環境」関連のトピックスメールを  ブログ化してます。 (木材、環境関連 ネタの 情報共有していきたいですね。 「吉・森」 【吉配信】~森とヒトと

Thursday, May 11, 2006

【マイフォレスト】

Subject: 【マイフォレスト】
Date: Sat, 22 Oct 2005 00:07:01 +0900


「木材って、腐るんですかぁ?」

こんな素人さんからの質問が、聞こえてきそうです。


【腐朽に関する試験法】  小さな試験片でわかります?
http://ss.ffpri.affrc.go.jp/koufu-pro/seika/seika4/13c3-3.pdf
ホワイトウッド 集成材は短期間で 腐朽してしまうことが 明らかとなった。

【ホワイトウッドについて 住宅110番】
http://npo.house110.com/J110/kiji300/J110_322.shtml


木材業界の内部告発で、ホワイトウッドが白か黒か迫られます。
スチールハウス業界がツッコめば、ボケられませんね木材業界。

木造住宅の威信にかかわりそう。木造率が低下してしまう。

ホワイトウッドは腐る、大地震が来る、人口が減る、と
北風が吹き荒れる住宅市場。来年以降の予測できず。

最近目にしないリチャード・クーさんの住宅太陽企画、
「住居スペース倍増計画」「職住接近化計画」復活して。

家がでかくなれば、日本人の気も大きくなりますかっ。

小渕内閣時代に、こんないい研究。

第1回スペース倍増研究会議事概要
http://www5.cao.go.jp/98/e/19980205e-space-s.html
第2回スペース倍増研究会議事概要
http://www5.cao.go.jp/98/e/19980226e-space-s.html
第7回スペースとゆとり研究会議事概要
http://www5.cao.go.jp/98/e/19980527e-space-s.html


中国は、2020年までに現在一人当たり15平米の住居を22平米までに
拡大する国策を立てました。国民の9割が持家を持たない国がすごい。

先進国住宅床面積の状況
http://www.kasou.com/nazekasou97.htm

国名   一戸あたり床面積(㎡)
     全体  持ち家  借家
日本   91.9  122.1   45.1
アメリカ  151  158    111
イギリス  92   102    88
ドイツ    95   124    78



日本木材業界のリーダーは、早速国産材の家を。
結局、吹き抜けの昔の家がよかったってこと??


■主要構造材に国産檜、冷暖房に頼りきらない『涼温房』の暮らしを提案
木を極め、暮らしを極める「MyForest(マイフォレスト)」新発売 住友林業
http://www.sfc.co.jp/information/news/2005/2005-10-13.html


◆住友林業がヒノキ採用の「マイフォレスト」、冷暖房に頼り切らない生活を提案
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/eco/403629


▼ 環境共生の思想を前面に、国産材使用率を向上、受注・販売拡大へ期待大
┃ =住友林業、中核商品改定
┃ ─────────────────────────────────
┃ 住友林業は中核商品を改定し、21日から新たに主要構造材に国産桧を採
┃ 用した『マイフォレスト』を投入する。主要構造材の国産材への使用率を
┃ 現状の前期の約40%から約50%に高めるなど、環境共生住宅としての側
┃ 面を強調...


■ 住友林業が国産材を積極活用した「マイフォレスト」発売 10/18 (Tue)

 住友林業(株)(本社=東京都千代田区、矢野龍社長)が住宅事業30周年を記念し
た新商品「MyForest(マイフォレスト)」を13日に発表した。柱や土台など
の主要構造材に国産ヒノキを採用。「木を極め、暮らしを極める」を基本コンセプト
に、21日から発売開始。初年度は1万棟の販売を目指している。



鉄骨系テコ入れ。

▼ 受注量の拡大狙い、鉄骨系“主力”テコ入れで
┃ ─────────────────────────────────
┃ 積水化学工業では新商品「パルフェ・ウォームエアリー」の発売により、
┃ 鉄骨系商品の受注テコ入れを目指している。木質系については、昨年秋に
┃ 発売した2×6工法の「グランツーユー」が好調で、1棟あたり単価の向
┃ 上にも寄与...



┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
吉┃通┃信┃  住宅 No.006
━┛━┛━┛  yositanaka@nifty.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛



中国崩壊の確率と日本大地震到来の確率は、どっちが高い?

値が上がるのは、これから、どっちの国の家?

増税が住宅需要に水を差す?


日本人の住む家のスペースを拡げるよりも、
家を持たない人たちが
自分たちの家を持つようになり、
その中を埋める生活用品を
買う立場にある人たちのふところを狙うほうが
ずっとやさしいと思いませんか。
それだけの差がこれから成長する経済との間に
できてしまったのです。

Qさんです。

第2047回
日本株は買うより整理のチャンスです

日本ではバブルの後始末も
ほぼ最終段階に入ったと言ってよいと思います。
産業界の財務に
一番大きくかかわったのは銀行ですから、
銀行の不良債権が片づけば、
ほぼ終わりということになります。
たったこれだけのことに15年もかかったし、
痛手を受けた上場会社もさることながら、
銀行の名声の失墜には
量り知れないものがあります。

この15年に日本国中の企業が
贅肉おとしに必死になったおかげで、
業績はそれほど伸びなくとも、
利益のふえる会社はかなり多くなりました。
そういうところが産業界に
一脈の明るさをもたらしていると言ってよいでしょう。
でも何年ぶり、もしくは何十年ぶりに
業績の恢復した鉄鋼や石油化学などの
素材産業の恢復のきっかけになっている物を見ると、
いずれも外部要因、
とりわけ中国の需要増加による品不足と
値上がりであることがわかります。
中国でも内需に備えて増産体制がとられていますが、
設備が最新鋭なのと、コストが低いために、
国内で売るよりも輸出した方が有利で、
国内に混乱を起していますが、
どの業界にどんな変化が起るかは
はっきりした見通しが立たず、
それが中国の素材産業の株価を不透明にしています。
しかし、向う1年、2年は
素材産業の業績はかなり強気で
推移するだろうと私は見ています。

その影響が日本にも波及しているので、
素材産業は根強い動きをするでしょうが、
最終消費財のメーカーからスーパー、
コンビニなどの小売業界は一方で
新規出店はあっても
スクラップ化する店の方がふえるので、
景気の上昇をリードするだけの力はありません。
日本で産業界を牽引する
機関車の役割がはたせるものがあるとすれば、
「住居スペース倍増運動」くらいなものでしょうが、
増税の話が恐らく
それより先に話題をさらうでしょうから、
景気の上昇どころか、
増税反対運動で日本国中が
騒々しくなることが考えられます。
株を新しく買うよりも
株の整理をする時期に入ったと
私は感じています。


第2050回
日本株に投資するアメリカ人になった積りで

外国での株式投資に馴れない人は
自分が日本株に投資している
アメリカ人の投資家になったと思って下さい。
アメリカ人が日本の事情を知らないことは
日本人が中国やインドの事情を知らないのと
大して違いはないでしょう。
それでも怖がらずに
なけなしのお金を投じたのですから、
不安と裏表になっていることは
投資家の宿命と考えるよりほかありません。

そうはおっしゃるけれど、
日本の経済のレベルと中国やインドとでは
格段の差があるんじゃないんですかと
反論されるかも知れません。
もちろん、その通りですが、
日本株が外国人買いを受け入れるようになった
20何年前の日本経済は
いまの中国やインドとどっこいどっこいでした。
それでも、経済成長のさなかにありましたから、
株価の上昇するチャンスに恵まれ、
いまの日本株よりはずっと有利な展開ができたのです。
それでもいまのように
既に国境の壁が取り払われ、
人もお金も自由に行き来できる時代と違って、
かなりの冒険心を要求されたのです。

そもそも日本株なら安心と思うのは、
日本に住んでいる人が
潜在的に持っている錯覚であって、
1989年に3万9千円のダウ平均をつけた
日本株が下げに転ずると、
8千円台まで下げてしまったのです。
いま1万3千円台をつけて
記録的な高値だと新聞は報じていますが、
16年前の高値のやっと
3分の1に達したところです。
バブルのさなかなら、
私も5万円にも10万円にも
到達するのではないかと思いましたが、
家の中に物を置くスペースがなくなって
家具も洋服ダンスの中の衣料も
もうこれ以上ふやす気力を失ってしまうと、
5万円どころか、3万9千円に戻るのも
夢のまた夢ということになってしまいます。
日本人の住む家のスペースを拡げるよりも、
家を持たない人たちが
自分たちの家を持つようになり、
その中を埋める生活用品を
買う立場にある人たちのふところを狙うほうが
ずっとやさしいと思いませんか。
それだけの差がこれから成長する経済との間に
できてしまったのです。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home