【吉配信】~森とヒトと

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Thursday, May 11, 2006

【儲かって初めて林業】

Subject: 【儲かって初めて林業】
Date: Wed, 23 Nov 2005 12:11:39 +0900


電脳・インターネットは、人口13億人、
国土が日本の20倍の国で力を発揮。

続々とお隣の国で木材企業紹介サイト開設。

中国木材網
http://www.chinatimber.org/

中国木材戸網
http://www.cwp.org.cn/

中国木材防腐網
http://www.zmff.com/

中国木材染色網
http://www.woodye.com/


「白いネコでも黒いネコでもネズミを捕るネコは、いいネコだ。」 鄧小平

共産主義国家でさえ、銭儲けが基本。

日本の林業も税金や中央に頼るな、
儲からないと林業ではなくなると、
薩摩隼人が立ち上がりました。


■ 「儲かる林業研究会」が30日に発足  2005/11/15 (Tue)

 産学官の関係者が参加する「儲かる林業研究会」が、11月30日に鹿児島県庁で設立
総会を開く。南九州地域を対象に、今後3年間で輸入材に対抗できる競争力モデルな
どについて研究成果を出す。設立発起人は、下川悦郎・鹿児島大学農学部長、島田泰
助・九州森林管理局長ら6氏。年会費は個人3,000円など。問い合わせは、鹿児島大
学農学部森林計画学研究室内「儲かる林業研究会」事務局(電話099-285-8574、
teraoka@agri.kagoshima-u.ac.jp



鹿児島、宮崎の企業が日本の林業改革に力を入れます。

山佐木材
http://www.woodist.co.jp/

木脇産業
http://www.kiwaki.co.jp/


中央のお方の見方
http://homepage2.nifty.com/fujiwara_studyroom/kokunai/mourinso/mourinso.html



◆儲かる林業研究会の設立について

設立趣意

「国産材の時代」という言葉が期待と希望をもって語られたのはいつの頃だったろ
うか。しかしながら国産材のシェアは年々低下し、今や20%を切っている。林業関係
者の間には「輸入材の流入が激しく、このままでは林業はやっていけない」との悲観
論が台頭してきている。

 それでは輸入材はなぜかくも大量に流入しているのだろう。それらの木材輸出国は
国情が安定し、豊かな生活を営んでいる北米やヨーロッパであり、森林資源管理が適
切に行われ合理的な林業・木材加工体制が確立し、国際競争力を確保している。今後
もその充実した資源をもとに国際的なマーケットへの展開を続けていくであろう。こ
のような状況下で国産材は抜本的な手を打たない限り、常にそして永遠に熾烈な国際
競争に勝つ見通しが立たないのである。

 我が国は森林面積が十分に広く、森林資源が充実しつつあるにも関わらず、国際競
争力において一方的な劣勢にある。まさにわが国の林学、木材工学、経営技術、更に
は行政・民政の資質までが問われかねない局面であり、国産材に関わる者としてこの
惨状を座視できない。

 一方、木材価格が低迷を続ける中、拡大造林期以降育成されてきた人工林は、間伐
や再造林が進まず環境機能も十分発揮できない質的低下が生じている。これら人工林
を健全に育成するには間伐などの保育が必要であり、そのために間伐材などの販路・
収益拡大が必須である。また、大規模なスギの集成材工場、合板工場の出現により国
産材の大量消費がはじまりつつある。さらに、製材設備の革新により従来では利用で
きなかった原木の利用が可能となり、新しい育林体系・素材生産の仕組みが必要と
なってきている。

これらの課題を克服するために、日本、特に南九州地域における持続的な林業・国産
材利用の姿を提示することが必要であり、例えば、市場逆算価により許容される低コ
スト林業の提案とともに、国産材の販路・収益拡大のための方策を徹底的に研究すべ
きである。問題は大きいように見えるが、個々の問題をきちんと解決していけば展望
は必ず開ける。

まず悲観主義・他力本願から脱しよう。ここに有志を募り、それぞれの専門分野・職
域の壁を取り除き、目標に向かって問題を解決していきたい。そこで、国産材を資源
として再び位置づけ、活力ある新たな国産材産業を創造するために、川上・川下を含
めた産官学関係者で「儲かる林業研究会」を発足させる。国内林業や国産材を取り巻
く事態は急を要している。この研究会では以下の目的を掲げ,目標を達成するため3
年間を目途に活動して行きたい。問題意識を共有する仲間を募り、研究会への参加を
呼びかけたい。


研究会の目的

人工林の健全化、木材の持続的安定供給を可能とする新しい国内林業の姿を提示す
ることにより、林業経営者を激励し山村地域の振興を図り、ひいては森林資源の循環
利用の推進などに寄与すること。



3年間の目標

・林業がやり方次第で儲かる仕事であることを提示する

・価格、品質、供給力で輸入材に対抗できる競争力モデルを確立する

・持続的で安定した木材の生産体制を構築するための手法を確立する

平成17年11月1日


設立発起人

鹿児島大学農学部長 下川悦郎

九州森林管理局長  島田泰助

鹿児島県林務水産部長 諏訪弘美

鹿児島県森林組合連合会副会長 平瀬戸 茂

肝属木材事業協同組合理事長 佐々木幸久



[吉配信]
http://ffpsc.agr.kyushu-u.ac.jp/tech/

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