【吉配信】~森とヒトと

http://yoshi-mori.blogspot.com/ --- 過去の「吉配信」のなかから、「木材」「環境」関連のトピックスメールを  ブログ化してます。 (木材、環境関連 ネタの 情報共有していきたいですね。 「吉・森」 【吉配信】~森とヒトと

Friday, May 12, 2006

【新年もコストダウン&プライスダウン】~「世界で木材を一番高く買う国は日本」

Subject: 【新年もコストダウン&プライスダウン】
Date: Mon, 26 Dec 2005 21:57:07 +0900


YESTERDAY I VISITED VANPORT MGF. PEOPLE.
THEY ARE VERY BUSY DOING BUSINESS IN CHINA,
ESPECIALLY IMPORTING CEDAR FROM CHINA TO THE U.S.
THE LUMBER BUSINESS IS CHANGING A LOT FROM 10 YEARS AGO !

HAVE A GREAT NEW YEAR AND A VERY GOOD 2006 !!!

BEST REGARDS, LARRY


米国ポートランドの旧知からクリスマス&ニューイヤーメール。
VANPORT社という10年前は日本在来向け木材輸出企業が、
今は、中国の杉をアメリカに輸入していて大忙しという話がっ。

【バンポート・オレゴン】
http://www.vanport-intl.com/
「世界で木材を一番高く買う国は日本」と30年前に米国の木材を
日本に徹底輸出。ドイツ系の天才経営者エドロフ氏が、ミリ建て、
円建て、在来サイズ、日本語対応にして大成功、ぼろ儲け。現在、
日本輸出は辞めて中国から杉の輸入ですかっ。時代は変わる!



おっ、紅白のコスチュームが気になる
倖田來未が新木場でライブ。これ誰?

【倖田來未】 6/11新木場STUDIO COASTでライヴ
http://www.rhythmzone.net/koda/index.htm


アメリカの物流不動産投資信託が新木場の土地買いまくり。

日本も中国から激安木材、建材、照明を新木場に入れて、
巨大外資物流と組み激安で首都圏の住宅現場に配送っ!

■『AMBブラックパインの大型物流施設』
http://www.amb-blackpine.com/
http://www.weekly-net.co.jp/loji62.html
AMBブラックパイン社は米国に本社を置く不動産投資信託会社AMBプロパティ
ーコーポレーションと、日本国内で活動する不動産専門家チームによる合弁企業。


ブラックパイン、新木場に5000坪取得。DHLの隣にUPS?2006オープン。

◆【DHL 新木場】
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050328/103117/
http://www.dhl.co.jp/dhl/global.html
DHLは、ドイツポスト・ワールドネット(DPWN)の100%子会社です。

◆物流施設の整備に進出が目立つ不動産ファンド
http://www.fri.fujitsu.com/jp/modules/report/list_04.php?list_id=10384



外国人投資家が日本株を買っても円高にならない。
オイルマネーでも入れば、日本円は高くなるはず。
金利の低い円を借りて、円で日本株を買ってるっ?!

だったら、バブル?アジア通貨危機の時と同じく??

バブルではなく、実需に目を向けましょう。

【銀座のホステスが教える海外投資】
http://kaigaitoushi.com
海外投資を始めて思うことは
「世界中、一斉にどこの国も上がるわけではない」ということです。


中国の年間木材消費量は、 
★【2億4千万立米(2005年)⇒3億4千万立米(2015年見込み)】

日本の年間木材消費量は、1億立米。(輸入8千万/国産2千万)
日本の年間立木成長量も、1億立米。成長量のたった2割しか使っていない。

10年後の中国で、日本の成長量と消費量分の木材需要がっ!

日、米、加、欧。どの国が木材売り込みに成功します?

■【ドリーム・ホーム・チャイナ】 カナダBC州
http://www.dreamhomechina.com/

■【米国農務省[ Gain Report ]】 2005年7月(英文)
中国の木材需要供給データ及び住宅市場リポート
「China, Peoples Republic of Solid Wood Products Annual 2005」《12page》
http://www.fas.usda.gov/gainfiles/200507/146130349.pdf

■ニッポンブランドを世界へ   (大臣官房国際部)
http://www.maff.go.jp/sogo_shokuryo/yusyutu/kyougikai/siryo.pdf

■木材産業クラスターに関する日独比較 富士通総研 梶山恵司 2005/11
http://www.fri.fujitsu.com/jp/modules/report/list_04.php?list_id=10404

◆中国への間伐輸出好機
http://www.ryoutan.co.jp/news/2004-01/14.htm

◆増える世界の木材輸入量
http://www.jica.go.jp/world/issues/kankyou09.html
中国は日本を抜いてアメリカに次ぐ
世界第2位の木材輸入国となった。

◆アメリカの木材産業について
http://www.americanwood.jp/industry/
アメリカは全世界の木材製品の約4分の1を生産する林産物大国です。



無垢材が集成材になって木材が工業製品になれば、
木材販売の変数は、【強度と価格】のみになります。

・日本の港まで、どの国のどの製品をいかに安く買い集めるか。

・日本の港から、いかに安く現場に正確な本数と納期で届けるか。

この2点に絞られますっ。


【中国特需】⇒石油高騰⇒カナダ石油競争力出現⇒カナダドル高
⇒カナダの林業、製材工場輸出競争力低下で再編、縮小⇒
カナダの林産メジャーが強いカナダドルでアメリカの丸太、製材工場買収
⇒アメリカの輸出用丸太高騰⇒日本のアメリカ丸太製材工場コスト高
⇒日本国内製品販売価格高騰⇒木材のコストインフレへ。


輸入木材コスト、国内挽きが高くなっているのも、原因は中国特需。


【中国シフト】⇒日本工場従業員失業、減給⇒低価格住宅主流
   ↓
農産物輸入開始⇒日本農地有り余り⇒日本土地価格下落


コストアップ木材とプライスダウン住宅の狭間で。

国産木材、どう考えても、採算合う分けないか。

フェアなウッドですか。
中国人と日本人の賃金がフェアでないのに、どうやって?


◆フェアウッドニュース
http://www.fairwood.jp/worldnews/news.shtml

■2005/09/21 nikkeibp.jp:中国、木材供給不足が1億900万m3!

中国国家林業局の張建竜副局長は、天然林保護プロジェクト実施以後、国内の木材供
給不足が毎年拡大の一途であることを明らかにした。2000年の国内木材供給不足は
3,600万m3であった2004年には1億900万m3にまで拡大した。2015年には、中国での生
産建設用木材需要量は4億8,000m3が見込まれているのに対し、供給不足は1億9,000
万m3に達すると予測されている。


☆★☆ フェアウッド建築セミナー2006 ~ ご参加受付中! ~ ☆★☆

地球・人間環境フォーラムが展開しているフェアウッド・キャンペーンでは、来年の
2~3月に名古屋・大阪・東京にて「フェアウッド建築セミナー」を開催します。
木材の製品や樹種ごとの原産地の森林についての情報を伝え、木材の生産履歴を確認
することの意義や方法を一緒に考えようという試みです。住宅建築業や住宅の購入者
の方々が対象ではありますが、木材のトレーサビリティに関心をお持ちの方には興味
深いセミナーになるのではないかと思います。ぜひご参加ください。
http://www.fairwood.jp/doc/doc_sympo2006.shtml

◆大手ハウスメーカーの木材調達の取り組み事例
  講師: 住友林業(株) 住宅本部資材物流部から
 国産材の積極活用を始めた住友林業の家。大手住宅メーカーが求める量と質を満た
す国産材をどのように確保しているのでしょうか? 住宅メーカーがCSR経営の一環
としての国産材使用比率を高める意義についても合わせてお話していただきます。

◆住宅ビルダーの木材調達の取り組み事例
  講師: 菊池建設(株) 代表取締役 中尾 由一 氏
 住宅建築会社1号として「SGEC森林認証の国産材を使う家」を提供する菊池建設。
宮大工だった創設者・菊池安治から受け継がれている木へのこだわりを支える、認証
材を使った新しい家造りの取り組みをご紹介いただきます。



■農林水産省 2005年10大研究成果について
 http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/2005/1216a.htm



┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
吉┃通┃信┃  木材  No.015
━┛━┛━┛  yositanaka@nifty.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛

0 Comments:

Post a Comment

<< Home